こく‐しょ【酷暑】
ひどく暑いこと。真夏の厳しい暑さ。「—身を焼くばかり」《季 夏》⇔酷寒(こっかん)。
こが・れる【焦がれる】
[動ラ下一][文]こが・る[ラ下二] 1 いちずに、激しく恋い慕う。切ないまでに思いを寄せる。「長年—・れた相手と結婚する」「故郷に—・れる」 2 そうなりたいと強く望む。「女優に—・れる」 3...
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
こけ‐おどかし【虚仮威かし】
[名・形動]「虚仮威(こけおど)し」に同じ。「仕掛けばかり大きい—な奇術」
ごう‐りき【合力】
[名](スル) 1 力を貸すこと。助力すること。「かくばかり見えすいた徒労に—するものは、一人もなかった」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉 2 金銭や物品を与えて助けること。「一銭二銭の—を願っていまし...
心(こころ)尽(つ)・く
気力が尽きる。気ばかりもむ。「かやうに待ち聞えつつあらむも、心のみ尽きぬべきこと」〈源・葵〉
心(こころ)に掛(か)か・る
1 ある事柄が心から離れないでいる。気に掛かる。「留守中は子供のことが常に—・っている」 2 人の厚意にすがる。「ただかばかりの御—・りてなむ多くの人々年を経ける」〈源・初音〉
心(こころ)置(お)・く
1 執着する。あとまで心を残す。「いまはのきはまでいみじう—・き」〈夜の寝覚・四〉 2 打ち解けないで、心に隔てを置く。「つゆ—・かれ奉ることなく、塵ばかり隔てなくてならひたるに」〈源・蜻蛉〉 ...
こ‐こ【此処/此所/此/是/爰/茲】
[代]近称の指示代名詞。 1 話し手が現にいる場所をさす。「私の生家は—からそう遠くはない」 2 話し手や周囲の人が現に置かれている状況や程度、または局面をさす。「事—に至ってはもう手の打ちよう...
ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...