くさり【腐り】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が早い」 2 気がめいること。嫌けがさすこと。「退屈過ぎて気の—、一日に一年(ひとつ)ずつ齢取るようなり」〈紅葉・不言不語〉 [接頭]名詞に付いて...
じじい【爺】
年老いた男性。また、年老いた男性をののしっていう語。⇔婆(ばばあ)。
ギュルババ‐の‐れいびょう【ギュルババの霊廟】
《Gül Baba türbéje》⇒グルババの霊廟
きん‐ちゃく【巾着】
1 布や革などで作った、口をひもで締める小さな袋。金銭・薬などを入れて持ち歩いた。 2 「腰巾着」に同じ。 3 江戸時代の私娼の一。 4 遊女屋の遣手婆(やりてばば)。「—は亭主を砂利場辺に置き...
しきり【陣】
《動詞「しき(頻)る」の連用形から》出産間際に起こる痛み。陣痛。「—は来れども取りあげばばの約束もなく」〈浮・置土産・三〉
したきり‐すずめ【舌切り雀】
日本の昔話。原型は宇治拾遺物語に「腰折れ雀」の話がみえる。心やさしい爺(じじ)のかわいがっていた雀が糊(のり)をなめたので、意地悪な婆(ばば)は怒ってその舌を切って追い出す。爺は雀の宿をたずねて...
きめ‐こ・む【決め込む/極め込む】
[動マ五(四)] 1 事実がどうであろうと、自分で勝手にそうだと決める。思い込む。「できないと—・んでいる」 2 そうすることに決めて押し通す。意図的にそうする。「ねこばばを—・む」 3 そのつ...
そ【祖】
[音]ソ(呉)(漢) [訓]おや [学習漢字]5年 1 家系を開いた人。また、それを継いだ各世代の重なり。「祖国・祖先/遠祖・家祖・皇祖・高祖・先祖(せんぞ)・父祖」 2 父母の父。親の親。「祖...
そう【曽〔曾〕】
[常用漢字] [音]ソウ(漢) ゾ(呉) [訓]かつて すなわち 〈ソウ〉 1 かつて。以前に。「曽遊」 2 世代が重なること。「曽孫(そうそん)・曽祖父(そうそふ)・曽祖母(そうそぼ)」 ...
ずん‐ど
[副]《日葡辞書では「づんど」と表記》 1 動作を勢いよくすばやくするさま。さっと。「肩を—躍り越えてぞ戦ひける」〈平家・四〉 2 程度の差がいちじるしいさま。ずっと。「是等は—上代の事にして」...