ひかり‐でんり【光電離】
原子や分子に紫外線、X線、γ線などの光(電磁波)を照射した際に、電子を放出してイオン化する現象。光電効果の一種。光のエネルギーがイオン化エネルギーを上回る際に起こる。地球大気上層の電離層では、太...
ひかり‐でんわ【ひかり電話】
NTT東日本・西日本が平成16年(2004)から提供している光IP電話サービス。既存の固定電話と同じく市外局番から始まる10桁番号を使用し、110番、119番への発信も可能。
ひかりとうかせい‐じゅし【光透過性樹脂】
無色透明で光を透過させる樹脂の総称。眼鏡レンズ、コンタクトレンズ、光ファイバーなどに用いられる。有機ガラス。
ひかりとかげ【光と影】
渡辺淳一の短編小説。第18代内閣総理大臣、寺内正毅(まさたけ)をモデルとした作品。昭和45年(1970)発表。同年、第63回直木賞受賞。
ひかりとかぜとゆめ【光と風と夢】
中島敦の中編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和17年(1942)、「文学界」誌に掲載され、第15回芥川賞候補作となる。作品集は同年の刊行で、ほかに「山月記」「斗南先生」などの作品を収める。
ひかりとひかりぎじゅつ‐の‐こくさいねん【光と光技術の国際年】
⇒国際光年
ひかりトポグラフィー‐けんさ【光トポグラフィー検査】
近赤外線を利用して脳の働きを観察する検査。頭皮の上から近赤外光を照射して大脳皮質の活動をとらえるもので、ヘモグロビンが光を吸収する性質を利用して脳の血流量の変化を計測し、画像として表示する。てん...
ひかり‐どう【光堂】
金色に塗った堂。金色堂(こんじきどう)。平泉の中尊寺金色堂が有名。
ひかり‐どうはろ【光導波路】
光の信号をある限定された経路に通すための素子。光デバイスの一種。光の屈折率の違いなどを利用し、本来、直進性の高い光を経路に沿って導く。電子回路における配線に相当する。光ファイバーと同様の役割をも...
ひかり‐どくせい【光毒性】
《phototoxicity》紫外線などの光を受けることによって生じる毒性。通常は人体に無害な物質が光化学反応を起こして炎症を引き起こす毒性などをさす。