つい・でる【序でる/叙でる】
[動ダ下一][文]つい・づ[ダ下二]順序をつける。また、順序に従って並べる。「微を拆(ひら)き、細を—・ずる歴史」〈蘆花・思出の記〉
ちり‐ちょうず【塵手水】
1 手を清める水のないとき、空中の塵をひねる動作をして、手水を使う代わりとすること。「—をつかひ、又、何かしきりに念じる」〈滑・八笑人・四〉 2 相撲の作法の一。土俵上の力士が取組に先立って、徳...
手(て)を反(かえ)・す
きわめてたやすく行うことのたとえ。また、ちょっとの間にがらりと変わることのたとえ。手のひらを反す。「—・すような態度」
ちゅう‐じょう【中将】
1 軍人の階級の一。将官の第二位で、大将の下、少将の上。 2 律令制で、近衛府(このえふ)の次官。少将の上で、少将とともに次将または介(すけ)ともいう。従四位下相当官だが、三位で任ぜられることも...
ちゅうしゅ‐こつ【中手骨】
手のひらを形成する5本の骨。手根骨と指骨との間にある。掌骨(しょうこつ)。
ちゅう‐のり【中乗】
謡曲のリズムの型の一。2音節に1拍をあてるもので、切れのよい躍動的な効果をもつ。修羅物・鬼畜物などで戦闘や苦患(くげん)のさまをあらわす場面などに用いる。修羅のり。→大乗(おおのり) →平乗(ひ...
ちゅうしょ‐おう【中書王】
中務卿(なかつかさきょう)になった親王の称。特に文人として有名な兼明(かねあきら)親王と具平(ともひら)親王を、前中書王と後中書王と称した。
ちゅう‐もとゆい【中元結】
⇒平元結(ひらもとゆい)
塵(ちり)を切(き)・る
力士が土俵上で取組に先立って、徳俵の内側で、蹲踞(そんきょ)し、手をすり合わせ、両手を広げ手のひらを返し、体の塵を取る動作。→塵手水(ちりちょうず)
ちょうな【手斧/釿】
《「ておの」の音変化》大工道具の一。直角に曲がった大きな平鑿(ひらのみ)に木製の柄をつけた鍬(くわ)形の斧(おの)。木材を荒削りしたのち平らにするのに用いる。