こぶ‐うし【瘤牛】
家畜の牛の一品種。体高1.3〜1.5メートル。肩にこぶがあり、胸から腹にかけて肉垂れがある。インドに多く、ヒンズー教徒によって神聖視される。ヨーロッパ系の牛とは異なり、アジアの畜牛の原種。ゼブー...
コミュナリズム【communalism】
《「コンミュナリズム」とも》 1 地方自治を重んじ、中央集権に反対する考え方。地方分権主義。地方自治主義。 2 同一の宗教・言語などをもつ地域社会の利害を優先させ、その優位性を強調する考え方。特...
ゴア‐ガジャ【Goa Gajah】
インドネシア南部、バリ島中南部の村ウブドの南東郊にある遺跡。9世紀から11世紀頃に築かれたヒンズー教の石窟寺院。仏教の影響も強くみられる。魔女ランダと思われる浮き彫りが施された石窟や、壁に6体の...
ゴアラワ‐じいん【ゴアラワ寺院】
《Pura Goa Lawah》インドネシア南部、バリ島南東岸にあるヒンズー教寺院。スマラプラの東約10キロメートルに位置する。11世紀に建造。名称は「コウモリの洞窟」を意味し、多数のコウモリが...
サムツェ【Samtse】
ブータン南西端の町。サムツェ県の県庁所在地。近年開発が進み、セメント工場、食品加工工場が立地。インド、ネパールからの移住者が急増し、ヒンズー教寺院が多い。
サランガパニ‐じいん【サランガパニ寺院】
《Sarangapani Temple》インド南部、タミルナドゥ州の町クンバコナムにあるヒンズー教寺院。チョーラ朝時代に建立され、17世紀に現在の建物になった。高さ45メートルのゴープラム(塔門...
サリー【(ヒンディー)sāṛī】
インドやパキスタンのヒンズー教の女性が着用する衣装。チョリという、ぴったりしたブラウスの上から、幅1メートル前後、長さ5メートルほどの長い布を腰から巻き付け、端を肩に垂らしたり、頭にかぶったりし...
シク‐きょう【シク教】
《Sikhism》ヒンズー教から派生した宗教の一。開祖はナーナク(1469〜1539)。ヒンズー教とイスラム神秘主義とを習合、偶像崇拝を禁止、唯一永遠なる神の信仰を説き、階級・人種差別を認めない...
シッキム【Sikkim】
インド北東部、ヒマラヤ山脈南麓の州。州都ガントク。中国とインドを結ぶ要路に位置する。もとシッキム王国でインドの保護領から1975年に州となる。住民はヒンズー教徒のネパール人とラマ教徒のボーティア...
シトウェ【Sittwe】
ミャンマー西部の都市。ラカイン州の州都。別称アキャブ。ベンガル湾に注ぐカラダン川の河口に位置し、港湾をもつ。バングラディシュやインドとの国境に近く、古くから中東やヨーロッパを結ぶ交易の拠点として...