たいしゃく‐てん【帝釈天】
《(梵)Śakra-devānam-Indraの訳》梵天(ぼんてん)と並び称される仏法守護の主神。十二天の一つで、東方を守る。忉利天(とうりてん)の主で、須弥山(しゅみせん)上の喜見城に住むとさ...
タ‐ケウ【Ta Kev】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールトムの東に位置する。11世紀初頭、クメール王朝のジャヤバルマン5世により建設が始められたが、王の死により未完。ピラミッド型の寺院で...
ゴア‐ガジャ【Goa Gajah】
インドネシア南部、バリ島中南部の村ウブドの南東郊にある遺跡。9世紀から11世紀頃に築かれたヒンズー教の石窟寺院。仏教の影響も強くみられる。魔女ランダと思われる浮き彫りが施された石窟や、壁に6体の...
ティリチミール‐さん【ティリチミール山】
《Tirich Mir》パキスタン北部、ヒンズークシ山脈北東部にある最高峰。標高7706メートル。ペシャワールの北約250キロメートル、アフガニスタンとの国境近くに位置する。1950年、ノルウェ...
ティルカリクンドラム【Tirukalukundram】
インド南部、タミルナドゥ州の町。マハーバリプラムの西約15キロメートルに位置する。二つのヒンズー教寺院の門前町であり、町を見下ろす丘の上のベーダギリーシュワラ寺院と、13世紀建立のバクタバツァー...
ディエン‐こうげん【ディエン高原】
《Dieng Plateau》インドネシア、ジャワ島中部にある高原。標高2000メートルのカルデラに位置し、ビスマ山、プラウ山などの火山に囲まれる。シキダン地熱地帯には噴泉が湧き、ムルダダ湖、プ...
トゥガナン【Tenganan】
インドネシア南部、バリ島東部の村。バリ島の先住民バリアガが多く居住する。11世紀初頭のジャワ島の王朝の影響を受けたヒンズー教を受け継ぐ。縦糸と横糸に絣(かすり)をつかうイカットや伝統的な籠作りが有名。
ティルタウンプル‐じいん【ティルタウンプル寺院】
《Puru Tirtha Empul》インドネシア南部、バリ島中東部の町タンパクシリンの北郊にあるヒンズー教寺院。10世紀から14世紀頃のワルマデワ王朝時代の建造とされる。名称は「聖なる泉」を意...
ドゥルガー‐じいん【ドゥルガー寺院】
《Durga Temple》インド北部、ウッタルプラデシュ州の宗教都市バラナシにあるヒンズー教寺院。旧市街の南に位置する。シバ神の妃である戦いの女神ドゥルガーを祭る。18世紀の建立。池に面し、外...
チャンパネール【Champaner】
インド西部、グジャラート州の古都。アーメダバードの南西約100キロメートルに位置する。ラージプート諸王朝の都が置かれた地であり、要塞、宮殿、モスクなどが数多く残っている。また、近郊のパーバガドゥ...