さくら‐いろ【桜色】
桜の花びらのような色。肌などの、ほんのりと赤みを帯びた色。
ささの‐ごんざ【笹野権三】
浄瑠璃「鑓(やり)の権三重帷子(ごんざかさねかたびら)」の主人公。茶道の師浅香市之進の妻おさいとの不義を疑われ、流浪の末、市之進に討たれる。
さ‐おり【早降り】
《「さ」は田の神の意》田植え始めに、田の神を迎えて無事な収穫を祈る祭り。早開(さびら)き。→早上(さのぼ)り
さざん‐か【山茶花】
《「さんさか」の音変化》ツバキ科の常緑小高木。九州・四国の山地に自生。葉は楕円形で両端がとがる。晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。種子から油をとり、材で器物を作る。園芸...
さか‐つら【逆頰】
1 毛皮の毛並みが逆立っているもの。「猪の—の尻鞘したる太刀帯して」〈今昔・二三・一五〉 2 「逆頰箙(さかつらえびら)」の略。
さい‐ひ【柴扉】
1 しばでつくったとびら。しばの戸。柴門(さいもん)。 2 わびしい住居。わびずまい。
サボテン
《語源は、(ポルトガル)sabão(石鹸)と「手」を合成した語の転など諸説ある》 1 サボテン科の植物の総称。茎は多肉質で、葉はとげ状。花は花びらと萼(がく)の別がない。南北アメリカの乾燥地によ...
これみよ‐がし【此れ見よがし/是見よがし】
[形動]《「がし」は接尾語》得意になって人に見せびらかしたり当てつけがましくしたりするさま。「—に外車を乗り回す」
こぼれ‐お・ちる【零れ落ちる】
[動タ上一][文]こぼれお・つ[タ上二] 1 容器などからあふれて落ちる。漏れ出て落ちる。「地面に—・ちた米を鳥がついばむ」「とめどもなく涙が—・ちる」 2 散って落ちる。「桜の花びらが—・ちる...
こんぴら【金毘羅/金比羅】
《(梵)kumbhīraの音写。鰐(わに)の意》インドのガンジス川にすむ鰐を神格化した仏教の守護神。魚身で蛇形をし、尾に宝玉を蔵するという。十二神将の宮毘羅(くびら)大将、十六善神の禁毘嚕(こ...