ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公...
ふく‐やか【膨やか/脹やか】
[形動][文][ナリ]「ふくよか1」に同じ。「涼しい眼と—な頰と」〈魯庵・社会百面相〉
ふく‐らか【膨らか/脹らか】
[形動][文][ナリ]「ふくよか1」に同じ。「花びらに芳しい息をふくんで—に花をひらく」〈中勘助・銀の匙〉
ほう【豊〔豐〕】
[音]ホウ(漢) ブ(慣) [訓]ゆたか [学習漢字]5年 1 たっぷりとある。ゆたか。ふくよか。「豊艶(ほうえん)・豊頰(ほうきょう)・豊潤・豊富・豊満」 2 作物がよく実る。「豊作・豊穣(ほ...
ほう‐えん【豊艶】
[名・形動]ふくよかで美しいこと。また、そのさま。「—な女をばいつの時代にも当世風とするならば」〈荷風・雨瀟瀟〉
ほう‐き【豊肌】
ふくよかなはだ。「紅臉—、美なる玉の如く姿態裊裊」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ほこら‐か【脹らか】
[形動ナリ]ふっくらとしているさま。ふくよか。ふくらか。「御鬢茎(びんぐき)—に愛敬づきて」〈延慶本平家・二中〉
ほっこり
[副](スル) 1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「—と暖かい綿入れ」「心が—する話」 2 ふくよかなさま。「—とした風だったけが、今ぢゃあ痩(や)せおとろへなんして」〈洒・婦足鬜〉 3 ...
ぼんじゃり
[副] 1 柔和でおっとりしているさま。「男の身にて傾城のあどめもなく、—としたる事は」〈役者論語・あやめぐさ〉 2 女性の、ふくよかで美しいさま。「—やはやは、ぼじゃぼじゃした此の手の内へ」〈...