ふみ‐いた【踏(み)板】
1 道路・溝・ぬかるみなどにかけ渡したり置いたりして、踏んで行くようにした板。 2 機械に付属して、足で踏んで操作する板。足踏み式ミシンの板や、リードオルガンの、足で踏んで空気を送り込む板など。...
ふみ‐い・る【踏(み)入る】
[動ラ五(四)]ある場所に入る。踏み込んで入る。「藪(やぶ)に—・る」「土足で—・る」 [動ラ下二]「ふみいれる」の文語形。
ふみ‐い・れる【踏(み)入れる】
[動ラ下一][文]ふみい・る[ラ下二] 1 ある場所に入る。踏み込む。「花壇に足を—・れる」 2 踏んで中に入れる。「足を砂子に脛のなからばかり—・れて」〈宇治拾遺・三〉
ふみ‐うす【踏(み)臼】
「唐臼(からうす)」に同じ。
ふみ‐え【踏(み)絵】
1 絵踏み(えぶみ)に使った絵、または像。《季 春》 2 ある人の思想・主義などを強権的に調べること。また、その手段。 [補説]1で、踏む行為や行事を「踏み絵」と呼ぶのは、本来は誤り。→絵踏み
ふみ‐おこ・す【踏み起こす】
[動サ四] 1 地を踏んで鳥獣などを驚かす。狩りたてる。「朝狩に鹿猪(しし)—・し夕狩に鳥踏み立て」〈万・九二六〉 2 再興する。「中ごろ絶えたる足利の家—・す」〈浄・女夫池〉
ふみ‐おとし【履み落(と)し/踏(み)落(と)し】
七言絶句または七言律詩の第1句末で韻をふまないこと。また、その詩。
ふみ‐かえ・す【踏(み)返す】
[動サ五(四)] 1 繰り返し踏む。「—・して固める」「—・されて荒れたグラウンド」 2 踏まれた仕返しに相手の足などを踏む。「腹いせに—・してやる」 3 踏みはずす。「父さんも—・して落てお仕...
ふみ‐か・える【踏(み)替える】
[動ア下一][文]ふみか・ふ[ハ下二]踏む足を替える。また、踏みなおす。「右足から左足に—・える」
ふみ‐かた・める【踏(み)固める】
[動マ下一][文]ふみかた・む[マ下二]足で何度も踏んでかたくする。「地面を—・める」