ふり‐つの・る【降(り)募る】
[動ラ五(四)]前にもましていっそう激しく降る。「雨が—・る」
ふり‐つ・む【降り積む】
[動マ四]「降り積もる」に同じ。「—・みし高嶺のみ雪とけにけり清滝川の水の白波」〈新古今・春上〉
ふり‐つも・る【降(り)積(も)る】
[動ラ五(四)]雪などが降って積もる。「一晩で雪が一メートルも—・る」
ふりつ‐もんじ【不立文字】
⇒ふりゅうもんじ(不立文字)
ふり‐てがた【振(り)手形】
江戸時代、両替屋に預金をしている者が、その両替屋を支払人として発行した手形。また、両替屋間で、互いにその相手を支払人として発行された手形。記名式所持人払い。大坂で多く行われたので大坂手形ともいう...
ふり‐とば・す【振(り)飛ばす】
[動サ五(四)] 1 振って飛ばす。「傘の滴を—・す」 2 嫌ってはねつける。ふる。「気の向かない時には、小ぴどく客を—・しなどした」〈秋声・爛〉
ふり‐どけい【振(り)時計】
⇒振り子時計
ふり‐なわ【振(り)縄】
《「ぶりなわ」とも》縄に多数の木片を付け、その木片が海中で揺れ動いて底魚を網に追い入れる漁具。巻き網などで使う。
ふり‐にげ【振(り)逃げ】
[名](スル)野球で、一塁に走者がいない場合、または、いても二死の時、打者が三振し捕手がそのボールを捕球できなかった時に、打者が一塁に走ってセーフとなること。
ふり‐ぬ・く【振(り)抜く】
[動カ五(四)] 1 きちんと最後まで振る。ふりきる。「バットを—・く」 2 ふり放す。「相撲をば投げければ、—・きて二、三段ばかり投げられて」〈宇治拾遺・二〉