ほね‐しごと【骨仕事】
からだを使ってする仕事。骨の折れる仕事。力仕事。骨業(ほねわざ)。
ほね‐しば【骨柴】
小枝や葉を取り去った柴。「—の刈られながらも木の芽かな/凡兆」〈猿蓑〉
ほね‐しょうがつ【骨正月】
西日本で、二十日正月(はつかしょうがつ)のこと。魚の骨まで食べ尽くすことからの称。《季 新年》「ものがたき—の老母かな/虚子」
ほね‐せんべい【骨煎餅】
アジ・ウナギ・イワシ・サンマなどの中骨をから揚げにしたもの。
ほね‐だ・つ【骨立つ】
[動タ五(四)]からだがやせて、骨がごつごつと目立ってくる。「背中がなんとなく—・っていて」〈寅彦・子猫〉
ほね‐ちがい【骨違い】
骨が関節から外れること。脱臼(だっきゅう)。
ほねっ‐ぷし【骨っ節】
《「ほねぶし」の音変化》 1 骨の関節。ほねぶし。 2 何事にも屈しない強い意志。気骨。気概。「—のある男だ」
ほねっ‐ぽ・い【骨っぽい】
[形] 1 魚肉などに小骨が多い。「—・い魚」 2 やせてごつごつと骨ばっている。「—・い手」 3 しっかりしていて手ごわい。気骨がある。「—・い若者」 [派生]ほねっぽさ[名]
ほね‐つき【骨付(き)】
1 骨組みのようす。骨格。 2 骨がついていること。また、その肉。 3 魚を二枚におろしたとき、背骨のついているほうの身。
ほね‐つぎ【骨接ぎ/骨継ぎ】
骨折や脱臼(だっきゅう)などを治療すること。また、それを職業とする人。接骨。整骨。→柔道整復師