ほんいんぼう【本因坊】
1 囲碁の一流派。碁所四家の筆頭。安土桃山時代の本因坊算砂(さんさ)を祖とし、21世秀哉(しゅうさい)まで継承。 2 昭和14年(1939)以後、囲碁の専門棋士による選手権の優勝者に与えられる称...
ほんいんぼう‐しゅうさい【本因坊秀哉】
[1874〜1940]囲碁棋士。東京の生まれ。本名、田村保寿。19世本因坊秀栄の門下に入り、21世本因坊を継いで秀哉と号した。本因坊の名跡を開放して実力時代への門を開き、最後の世襲制囲碁名人とな...
ほんいんぼう‐せん【本因坊戦】
囲碁の七大タイトル戦の一。昭和15年(1940)創設。タイトル保持者とリーグ戦優勝者が七番勝負で決勝戦を行い、勝者が本因坊の称号を手にする。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5期...
ホンイーソー【混一色】
《(中国語)》マージャンで、字牌(ツーパイ)と一種類の数牌(シューパイ)で上がったもの。ホンいつ。
ほん‐う【本有】
《連声(れんじょう)で「ほんぬ」とも》仏語。 1 本来的な存在。初めから有ること。 2 四有(しう)の一。生まれてから死ぬまでの身。
ほん‐うば【本乳母】
授乳を専門とする乳母。抱き乳母に対していう。「—、抱媼(だきうば)とて二人まで」〈浮・織留・六〉
ほん‐え【本絵】
狩野派・土佐派などの正統的な日本画。町絵・浮世絵に対していう。
ほん‐えい【本営】
総大将・総指揮官がいる陣営。本陣。「大—」
ほん‐えい【本影】
光で物体を照らしたとき、物体に遮られて光が全く届かない部分の影。→半影
ほん‐えん【本縁】
《連声(れんじょう)で「ほんねん」とも》事物の起こり。起源。由来。縁起。「仏神の—をうたふ」〈徒然・二二五〉