ぼうか‐し【防鴨河使/防河使】
平安初期に設置された令外(りょうげ)の官。京都鴨川(かもがわ)の堤防修築の事をつかさどった。
ぼうかじしゅてんけんずみ‐しょう【防火自主点検済証】
消防法による防火対象物点検報告の義務がない比較的小規模な旅館・ホテル等で、防火管理者または防火対象物点検資格者の点検により、点検基準に適合していると認められた建物に表示されるマーク。新適マーク。
ぼうか‐じゅ【防火樹】
火災の延焼を防ぐため、家屋などの周囲に植える木。イチョウ・サンゴジュ・カシ・シイ・ユズリハなど。
ぼうか‐じょうやく【望廈条約】
1844年、マカオ郊外の望廈村で清国と米国との間で調印された修好通商条約。
ぼうか‐すいそう【防火水槽】
消火用の水をためておく容器。小火(ぼや)対策程度の小さなものから、消防車に水を提供する、地下に設置した大型のものまである。
ぼうか‐せん【防火線】
火災の延焼を防ぐために設けられる細長い空地。防火帯。
ぼうか‐セーフティーマーク【防火セーフティーマーク】
《消防庁の表記は「防火セイフティマーク」》防火基準点検済証および防火優良認定証の愛称。平成15年(2003)の防火対象物定期点検報告制度施行に伴い、適マーク(防火基準適合表示)に代わって導入された。
ぼうか‐たいしょうぶつ【防火対象物】
消防法で、山林・船・車両・建築物など火災予防の対象となるものをいう。個人の住居以外は消防用設備の設置が義務づけられている。不特定多数の人が出入りする建物や災害時要援護者が利用する施設は、特定防火...
ぼうかたいしょうぶつ‐ていきてんけんほうこくせいど【防火対象物定期点検報告制度】
不特定多数の人が出入りする一定用途・規模の建物の管理権原者に対して、防火管理の状況や消防用設備の設置状況などを定期的に点検し、その結果を消防機関に報告することを義務づけた制度。点検は毎年1回、防...
ぼうかたいしょうぶつてんけんしかく‐しゃ【防火対象物点検資格者】
消防設備士や防火管理者として3年以上の実務経験を有するなど、火災予防に関して一定の専門知識を有し、所定の資格講習を修了した者。国家資格。消防法の規定により、一定の用途・構造を有する防火対象物の管...