ま‐て【真手】
両手。「御手洗(みたらし)に若菜すすぎて宮人の—にささげて御戸(みと)開くめる」〈山家集・下〉
まて【馬刀/馬蛤/蟶】
マテガイの別名。《季 春》「面白や—の居る穴居らぬ穴/子規」
まて
[形動ナリ]実直なさま。ていねいなさま。まてい。「黄鳥(うぐひす)の—にまはるや組屋敷」〈一茶発句集〉
マティラ‐かいがん【マティラ海岸】
《Matira Beach》⇒マティラ岬
マティラ‐みさき【マティラ岬】
《Pointe Matira》南太平洋、フランス領ポリネシア、ボラボラ島最南端の岬。マティラ海岸は白い砂浜と透明度が高い遠浅の海が広がり、その美しさで世界的に知られる。
マチルダ‐の‐おか【マチルダの丘】
《Mathildenhöhe》ドイツ中部、ヘッセン州の都市ダルムシュタットにある芸術家村。19世紀末から20世紀にかけて、ヘッセン‐ダルムシュタット大公エルンスト=ルートウィヒが国内各地から芸術...
マティーニ【martini】
カクテルの一。ジンとベルモットを合わせてオリーブの実を添え、レモンの皮を絞って香りをつける。マルティーニ。
マテオ‐ファルコーネ【(フランス)Mateo Falcone】
メリメの短編小説。1829年発表。1833年出版の短編集「モザイク」に収録された。
まて‐がい【馬刀貝/馬蛤貝/蟶貝】
マテガイ科の二枚貝。内湾の干潟に多く、砂泥に垂直に穴を掘ってすむ。貝殻は細長い円筒状となり、殻長12センチくらい。前端から足、後端から出入水管が出る。食用。かみそりがい。まて。《季 春》
まて‐がた【両手肩】
両方の手と両方の肩。一説に、マテガイが砂にもぐってできる跡とも。「—にかきつむ海人の藻塩草けぶりはいかに立つぞとや君」〈斎宮女御集〉