後(あと)を引(ひ)・く
1 余波がいつまでも続いて、きまりがつかない。尾を引く。「三年前の事故が—・く」 2 いつまでも欲しい感じが残る。「ピーナッツは食べだすと—・く」
たな‐ざらし【棚晒し/店晒し】
1 品物が売れないで、いつまでも店に残っていること。また、その商品。 2 問題を未解決・未処理のまま、いつまでも放置しておくこと。「かねてからの案件を—にする」
ごひゃくはちじゅうねん‐ななまわり【五百八十年七回り】
580年と、ひと回り60年の干支(えと)の七回りで、1000年になるところから、末長くいついつまでもの意で祝っていう語。「—までも生きのびさせられう」〈虎寛狂・子盗人〉
さんこう‐すいちょう【山高水長】
山がいつまでも高くそびえ、水がいつまでも流れているように、聖人君子の徳が長く伝わること。
おん‐でも‐な・い
[連語]《当然のことで恩に着るまでもない、の意から》いうまでもない。もちろんだ。「『ていと、さう言ふか』『—・いこと』」〈虎寛狂・鍋八撥〉
一議(いちぎ)に及(およ)ばず
あれこれ議論するまでもない。問題にするまでもない。「—承認される」
いつまで‐も【何時迄も】
[副] 1 ある事柄が終わるときの限度がないさま。末長く。「—お幸せに」 2 どこまでも。あくまでも。「—辞退仕りまする」〈虎寛狂・素襖落〉
ろん‐な・し【論無し】
[形ク]言うまでもない。論じるまでもない。多く、「ろんなく」「ろんなう」の形で、連用修飾に用いる。「—・うさやうにぞあらむと」〈かげろふ・上〉
あか‐ず【飽かず/厭かず】
[連語]《動詞「あ(飽)く」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形。副詞的に用いる》 1 飽きないで。いつまでも嫌にならないで。「恋人の写真を—(に)見つめていた」 2 満足せず。もの足りなく。...
を‐や
[連語] 《格助詞「を」+係助詞「や」》疑問を表す。…を…(だろう)か。「水の落ち足(=水ガ引キハジメルノ)—待つべき」〈平家・九〉 《間投助詞「を」+間投助詞「や」》 1 (活用語の連体形...