ごこく‐まい【五穀米】
米に麦や粟(あわ)、豆などを混ぜたもの。ビタミン類やミネラル・食物繊維などが豊富で健康によいとされる。混合の種類はさまざまで厳密な規定はないが、米・麦・粟・豆に稗(ひえ)か黍(きび)を混ぜたもの...
心(こころ)後(おく)・る
1 思慮が足りない。気がきかない。「かくまで—・れ、思ひやりなき事し出で給ふべしとは」〈狭衣・三〉 2 心がひるむ。気おくれする。「あやしく—・れても進み出でつる涙かな」〈源・梅枝〉
こご・える【凍える】
[動ア下一][文]こご・ゆ[ヤ下二]寒さのために、からだが冷えきって固くなり、自由がきかなくなる。「手足が—・える」「からだのしんまで—・える寒さ」《季 冬》
ご‐くろう【御苦労】
[名・形動] 1 他を敬って、その人の「苦労」をいう語。お骨折り。ごやっかい。「—をおかけします」 2 他人に仕事を依頼したときなどに、その苦労をねぎらっていう語。同輩以下の者に対して用いる。「...
後家(ごけ)を立(た)・てる
再婚せず後家のままで世を送る。「—・てて家を守る」
こ・ける【転ける/倒ける】
[動カ下一][文]こ・く[カ下二] 1 たおれる。ころぶ。「石につまずいて—・ける」 2 映画や芝居などの興行が当たらないままで終わる。 3 ころげ落ちる。すべり落ちる。「ひとりでに羽織の—・け...
此処(ここ)までお出(い)で甘酒(あまざけ)進(しん)じょ
《「進じょ」は、「進ぜん→進ぜう→進じょ」と音変化したもの》 1 よちよち歩きの幼児をじょうずに歩かせるために、少し離れた所から呼びかける言葉。 2 近づけないと知って、ここまで来てみろと相手を...
こくみん‐がっこう【国民学校】
昭和16年(1941)公布の国民学校令により従来の小学校を改めて成立した、皇国民の基礎的練成を目的とする初等教育機関。昭和22年(1947)まで存続。
ごく‐み【極微】
《(梵)paramāṇuの訳》仏語。物質を最も微細なところまで分割した最小の実体。
故郷(こきょう)忘(ぼう)じ難(がた)し
故郷はいつまでも懐かしく、忘れがたいものである。