ま‐な・し【間無し】
[形ク] 1 すきまがない。「灯台—・く立て」〈宇津保・祭の使〉 2 絶え間がない。間断ない。「ぬき乱る人こそあるらし白玉の—・くも散るか袖のせばきに」〈伊勢・八七〉 3 時間をおかない。すぐで...
まなし‐かたま【無目堅間/無目籠】
目を細かくかたく編んだ竹かご。上代の舟の一種ともいう。めなしかたま。「乃ち—を作りて彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を籠(かたま)の中にいれ」〈神代紀・下〉
まな‐しき【末那識】
《「末那」は、梵manasの音写》仏語。唯識説でいう八識のうちの第七識。我に執着して存在の根拠となる心の働き。意識がなくなった状態にも存在し、迷いの根源とされる。
ま‐な‐じり【眦/眥】
《「目(ま)の後(しり)」の意。古くは「まなしり」》目じり。「—をつり上げる」