ウマワカ【Humahuaca】
アルゼンチン北部、フフイ州の町。リオグランデが刻むウマワカ渓谷に位置する。標高約2900メートル。16世紀末に開かれた古い町で、教会や石畳の道をはじめ植民地時代の街並みが残っている。周辺のマイマ...
う‐ゆう【烏有】
《烏(いずく)んぞ有らんや、の意》全くないこと。何も存在しないこと。「妄人は妄を恣(ほしいまま)にして、空中に楼閣を築き…—の談を為(つく)る」〈露伴・運命〉
ウマワカ‐けいこく【ウマワカ渓谷】
《Quebrada de Humahuaca》アルゼンチン北部、フフイ州、アンデス山脈東部にある渓谷。パラグアイ川の支流リオグランデによって浸食された谷が南北約150キロメートルにわたってのびる...
うらぼん【盂蘭盆】
7月15日を中心に祖先の冥福(めいふく)を祈る仏事。江戸時代からは13日から16日にかけて行われ、ふつう、迎え火をたいて死者の霊を迎え、精霊棚(しょうりょうだな)を作って供物をそなえ、僧による棚...
うぶ・い【初い/初心い】
[形]《「うぶ(初心)」の形容詞化》生まれたままのように、世間ずれしていない。ういういしい。「『ごく—・いの』と力を込めて云って」〈白鳥・泥人形〉
うりだて‐ぎょく【売建玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売りの注文や売り約定をしたままで、未決済のもの。うりぎょく。⇔買建玉。
ウポポ
《アイヌ語》アイヌの伝承歌謡の一。屋内での座ったままの労働や儀式のときなどに歌うもの。
うばそく‐の‐みや【優婆塞の宮】
《在俗のまま戒を受けて仏弟子となった親王の意》源氏物語の登場人物。桐壺(きりつぼ)帝の第8皇子で、光源氏の異母弟。優婆塞として宇治に住み、宇治八の宮と呼ばれた。宇治の大君(おおいぎみ)らの父。
絵(え)にな・る
その光景がある意味合いを感じさせたり、人の動作などが美しい型をもっていたりして、そのまま絵の題材になりそうである。「両首脳が並ぶとやはり—・る」「どんな役でも—・る女優だ」
うっ‐せき【鬱積】
[名](スル) 1 不平不満や怒りなどの感情が、はけ口のないままに心の中に積もっていること。「心中に—した憤懣(ふんまん)」 2 出口をふさがれて、内に滞りたまること。「—した疲労」