かまやま‐じんじゃ【竈山神社】
和歌山市和田にある神社。旧官幣大社。祭神は、神武天皇の兄の五瀬命(いつせのみこと)。
かたり‐ごと【語り言】
正しく語り伝える言葉。伝承する言葉。「若草の妻の命(みこと)事の—もこをば」〈記・上・歌謡〉
かみ‐かぶり【紙冠】
陰陽師(おんようじ)や法師が、祈祷(きとう)のとき額につける三角の紙。中世以後、死者につけさせる風習が生じた。紙烏帽子(かみえぼし)。かみこうぶり。
かみ‐おろし【神降ろし】
[名](スル) 1 祭りの初めに、祭場に神霊を招き迎えること。→神上げ 2 神の託宣を聞くために、巫女(みこ)がわが身に神霊を乗り移らせること。 3 起請文(きしょうもん)の、祈願した神々の名を...
かみ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四] 1 「かむあがる」に同じ。「後に久しくましまして彦火火出見尊—・りましぬ」〈神代紀・下〉 2 巫女(みこ)に乗り移っていた神霊が巫女から離れて天に上る。「うなり声を引て—・る」〈滑・...
がっさん‐じんじゃ【月山神社】
月山山頂にある神社。旧官幣大社。祭神は月読尊(つきよみのみこと)。出羽三山神社の一。月山(つきやま)神社。
かた‐ぶ・く【傾く】
[動カ四] 1 「かたむく
1」に同じ。「大匠(おほたくみ)拙劣(をぢな)みこそ隅(すみ)—・けれ」〈記・下・歌謡一〇六〉 2 「かたむく
2」に同じ。「山の端(は)に月—・けば」〈万・三六二...
かみ‐こ【紙子/紙衣】
1 紙子紙(かみこがみ)で作った衣服。律宗の僧が用いはじめ、のち一般に使用。軽くて保温性にすぐれ、胴着や袖なし羽織を作ることが多い。近世以降、安価なところから貧しい人々の間で用いられた。かみぎぬ...
かざはな【風花】
俳句雑誌。月刊。昭和22年(1947)、中村汀女の主宰により創刊。汀女没後は長女の小川濤美子(なみこ)が継承。平成29年(2017)終刊、「今日の花」に引き継がれた。
かさぬい‐の‐むら【笠縫邑】
日本書紀で、崇神(すじん)天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)を皇女豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)に祭らせたと伝える倭(やまと)の地。奈良県磯城(しき)郡田原本町新木(にき)、桜井市内...