みこと‐もち【宰/司】
《天皇の御言(みこと)を持ち、政(まつりごと)を行う意》上代、勅を受けて任地に下り、政務をつかさどった官人。律令制の国司の前身。「山部連小楯(やまべのむらじをたて)を針間(はりま)の国の—に任(...
みこみ‐ちがい【見込み違い】
予想の立て方をまちがえること。また、予想と違う結果になること。みこみはずれ。「—から赤字を出す」
ミコノス‐とう【ミコノス島】
《Mikonos/Μύκονος》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶ島。キクラデス諸島の北東部に位置する。主な町は同島西岸の港町ミコノス。ワイン、チーズ、蜂蜜の生産が盛ん。古代にはアテネ同盟に属し...
み‐ごもり【水籠もり/水隠り】
《「みこもり」とも》 1 水中に隠れること。「—に息づき余り速川の瀬には立つとも人に言はめやも」〈万・一三八四〉 2 心に秘めていること。「人づてに知らせてしがな隠沼(かくれぬ)の—にのみ恋ひや...
み‐こし【御輿/神輿】
1 神幸のとき、神霊の乗り物とされる輿。形は四角形・六角形・八角形などで、屋根に鳳凰(ほうおう)・葱花(そうか)などを飾り、台には2本の担ぎ棒をつける。しんよ。おみこし。《季 夏》 2 (御輿)...
ミコライウ【Mykolayiv/Миколаїв】
ウクライナ南部、ミコライウ州の都市。同州の州都。黒海北岸に注ぐ南ブーフ川河口部に面し、河港を有す。19世紀より造船業が盛ん。ロシア語名ニコラエフ。
みこ‐やどり【御子宿り】
平安京内裏の日華門の東にあった神輿宿(みこしやど)りの称。皇太子の休憩所としたところからの名。
み‐ごも・る【水籠もる】
[動ラ四]《「みこもる」とも》水中にひそみ隠れる。転じて、心に秘めておく。「言ひ出てもつひにとまらぬ水の泡を—・りてこそあるべかりけれ」〈宇津保・あて宮〉
みこし‐ふり【神輿振り】
《「みこしぶり」とも》 1 祭礼のとき、担いだ神輿を威勢よく振り動かすこと。 2 昔、比叡山延暦寺の僧徒が、朝廷に強訴するとき、日吉(ひえ)神社の神輿を先に立てて入京したこと。
み‐こうのこ【御神の子】
《「みかみのこ」の音変化》神に奉仕する少女。また、神楽(かぐら)を舞うみこ。みかんなぎ。「み神楽の日になりて…—四人さぶらふ」〈宇津保・嵯峨院〉