なが‐みち【長道/長路】
長く続く道。また、長い道のり。
ながれ‐の‐みち【流れの道】
遊女の道。遊女稼業。「我また—、ある程は立てつくして」〈浮・一代女・六〉
なさけ‐の‐みち【情けの道】
人情の道。また、男女の道。恋の道。「—も浅からずちぎり給ひて」〈謡・夕顔〉
なつ‐みち【夏道】
積雪期でない時期の登山道。
ななつ‐の‐みち【七つの道】
⇒七道(しちどう)
なみき‐みち【並木道】
両側に、樹木を一列に並べて植えてある道。「ポプラの—」
なわて‐みち【縄手道】
田の間の道。あぜ道。「堤のように高く築き上げてある、長い長い—を」〈鴎外・カズイスチカ〉
にげ‐みち【逃(げ)道】
1 逃げて行く道。「取り囲まれて—がなくなる」 2 責任をのがれる手段。「失敗したときのために—を作っておく」
にし‐の‐みち【西の道】
1 西海道(さいかいどう)・山陽道のこと。 2 上代、中国へ国使を遣わした時の西路。「—の使…百済より還りて」〈斉明紀〉
にっこう‐おなりかいどう【日光御成街道】
江戸時代、日光東照宮への将軍の参拝道。江戸本郷追分で中山道と分かれ、岩淵・川口・鳩ヶ谷・大門・岩槻を経て、幸手(さって)で日光街道に合流する。日光御成道。