みえっ‐ぱり【見栄っ張り】
[名・形動]みえを張ること。また、そのさまや、その人。みえ坊。「—な(の)やつ」
みえない‐しつりょう【見えない質量】
⇒ミッシングマス
みえないにんげん【見えない人間】
《原題Invisible Man》エリソンの長編小説。1952年刊。米国の人種差別社会の中で、黒人が白人には見えない存在となっていく苦悩を描く。
みえなくなったくろ【見えなくなったクロ】
大石真による児童文学作品。昭和38年(1963)、小学館児童出版文化賞受賞。
みえ‐にく・い【見え難い】
[形][文]みえにく・し[ク] 1 見にくい。よく見えない。「濃い霧がかかって向こう岸が—・い」 2 会うのが恥ずかしい。「この人の御様の…恥づかしげに—・き気色も」〈源・総角〉
見(み)えぬ国(くに)
《「ぬ」は打消しの助動詞》人目につかない国。他国。「この上は御命助け参らせん。何方(いづかた)へも—へ忍び候へ」〈伽・美人くらべ〉
みえのうみ‐つよし【三重ノ海剛司】
[1948〜 ]力士。第57代横綱。三重県出身。本名、石山五郎。優勝3回。引退後、年寄武蔵川。武蔵丸らを育てた。→第56代横綱若乃花 →第58代横綱千代の富士
みえ‐ば・る【見栄張る】
[動ラ五(四)]みえを張る。うわべを飾る。「何かと苦しく—・らなければいけないのですからね」〈太宰・十五年間〉
みえ‐ぼう【見栄坊】
[名・形動]みえを張る人。また、みえを張るさま。みえっぱり。「—な(の)男」
みえ‐まが・う【見え紛ふ】
[動ハ四]よく似ていて見まちがう。まぎらわしく見える。「海の色も空の緑に—・ひてをかし」〈栄花・松の下枝〉