ミイラのくちべに【木乃伊の口紅】
田村俊子の中編小説。大正2年(1913)「中央公論」誌に発表。著者自身と夫である田村松魚(しょうぎょ)をモデルとする。
ミイラ‐マスク
古代エジプトの、ミイラにかぶせられた葬祭用の仮面。ミイラの頭部から胸部を包み込む亜麻布やパピルスを固めた仮面であり、死者の顔を理想化し、金箔と彩色が施されているものが多い。胸甲面。
み‐いり【実入り】
1 穀物などが実を結ぶこと。また、その実のはいりぐあい。「今年の稲は—がいい」 2 収入。もうけ。「—の多い商売」
み‐い・る【見入る/魅入る】
[動ラ五(四)] 1 (見入る)気をつけて見る。じっと見つめる。また、見とれる。「合格者発表の掲示に—・る」 2 外から中を見る。のぞき込む。「家ノ奥ヲ—・ル」〈和英語林集成〉 3 (「魅入る...
み‐いれ【見入れ】
《動詞「みいる」の連用形から》 1 中をのぞき見ること。「—の程なく物はかなきすまひを」〈源・夕顔〉 2 とりつくこと。執念をかけること。「面向不背の髪の結ひぶり竜宮よりの—もあるべし」〈浮・男...
み‐いわい【身祝(い)】
その人の一身上の祝い。「娘の婚約の—を内輪でする」
み‐うけ【身請け/身受け】
[名](スル)遊女などの身の代金や前借金などを代わって払い、その勤めから身を引かせること。落籍。
み‐う・ける【見受ける】
[動カ下一][文]みう・く[カ下二] 1 見かける。目にとまる。「会場では知った顔もちらほら—・けられた」 2 見てとる。見て判断する。「相変わらず元気そうに—・けられた」
み‐うごき【身動き】
[名](スル) 1 からだを動かすこと。身じろぎ。「満員で—することもできない」 2 思いどおりに行動すること。「借金で—がとれない」
み‐うしな・う【見失う】
[動ワ五(ハ四)]今まで見ていたものの所在がわからなくなる。「人込みの中で友達を—・う」「目標を—・う」