むば【姥】
「うば」に同じ。「百年(ももとせ)の—と聞こえしは小町が果ての名なりけり」〈謡・関寺小町〉
む‐ばい【無媒】
1 《「礼記」坊記から》なかだちがないこと。媒酌人のいないこと。 2 《杜牧が「送隠者」の中で、才があっても世に用いられない隠士をのべたところから》人里離れた寂しい所。
むば・う【奪ふ】
[動ハ四]「うばう」に同じ。「博打(ばくち)、京童部(わらはべ)、車—・ひたり」〈宇津保・藤原の君〉
むばたま‐の【射干玉の】
[枕]「ぬばたまの」の音変化。平安期以後の形。「—闇のうつつは」〈古今・恋三〉
むばつ‐てき【無罰的】
[形動]心理学で、欲求が満たされず思うようにならないとき、自分も他人も責めず、なんとかつじつまを合わせようとする傾向があるさま。「—な性向をもつ」→外罰的 →内罰的
ムババネ【Mbabane】
アフリカ南東部、エスワティニ王国の首都。同国西部、標高1150メートルの山岳地帯に位置し、南アフリカとの国境に近い。1902年に英国保護領の政庁がマンジニから移転され、同国独立に伴い首都になった...
むばら【茨】
「うばら」に同じ。「巌(いはほ)の苔むし—這(は)ひかかりたるなりけり」〈今昔・一三・一二〉
ムバレ【Mbale】
ウガンダ東部の都市。エルゴン山西麓に位置する。交通の要地。バンツー族系のギス族が多く居住する。近郊にシピ滝がある。
ムバレ‐ムシカ【Mbare Musika】
ジンバブエの首都ハラーレの南郊ムバレ地区にある市場。同国で最も規模が大きい市場であり、生鮮食料品、衣料、日用雑貨、工芸品などさまざまな品を扱う。
ムバンダカ【Mbandaka】
コンゴ民主共和国北西部の都市。旧称コキラービル、エカトゥールビル。コンゴ盆地中央部、コンゴ川中流に位置し、河港をもつ。首都キンシャサ、下流のキサンガニと河川航路で結ばれ、交通の要地として発展した。