めのこ‐かんじょう【目の子勘定】
「目の子算」に同じ。
めのこ‐ざん【目の子算】
そろばんや筆算などによらず、数量などを目で確かめながら計算すること。目の子勘定。
めのこ‐ざんよう【目の子算用】
「目の子算」に同じ。「十文で五文づつの間銭—して取って帰る」〈浮・一代女・六〉
目(め)の覚(さ)めるよう
はっと驚くほど、見た目や動作などがあざやかで美しいさま。「—な真紅の花」「—なホームランを放つ」
め‐の‐さや【目の鞘】
まぶた。
目(め)の鞘(さや)が外(はず)・れる
抜け目がない。また、洞察力がある。「この時目の鞘の外れし男ありて」〈浮・懐硯・五〉
目(め)の鞘(さや)を外(はず)・す
注意してよく見る。「梶を取るが引舟、目の鞘外すが遣手の役」〈浄・反魂香〉
め‐の‐した【目の下】
1 目の下の部分。「—の傷」 2 見下ろした所。眼下。「—に広がる雲海」 3 魚の目から尾までの長さ。魚の大きさをはかるときの基準とする。「—一尺のタイ」
め‐の‐しょうがつ【目の正月】
《正月は一年中でいちばん楽しい時であるところから》美しい物、珍しい物などを見て楽しむこと。目の保養。
め‐の‐じ【めの字】
《「め」ではじまる言葉を省略して、符丁(ふちょう)のようにいった語》 1 飯(めし)。食事。「まあ、—にしてえの」〈人・辰巳園・初〉 2 妾(めかけ)。→への字2「—からへの字になるとつけ上がり...