はつ‐もみじ【初紅葉】
1 その秋、初めて色づいた紅葉。《季 秋》「—はだへきよらに人病めり/草城」 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は薄萌葱。
はな‐あやめ【花菖蒲】
1 アヤメの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は萌葱(もえぎ)。夏に用いる。
は‐の‐じ【巴の字】
1 《「巴」の篆書(てんしょ)体の形から》巴(ともえ)模様。また、そのように渦巻き状にまわること。「十文字に懸け破り、—に追ひ廻らす」〈太平記・四〉 2 《水が巴の字の形にめぐり流れるところから...
はぼまい‐ぐんとう【歯舞群島】
北海道東部、根室半島の北東方にある群島。多楽(たらく)・海馬(とど)・志発(しぼつ)・春苅(はるかる)・勇留(ゆり)・秋勇留(あきゆり)・水晶・萌茂尻(もえもしり)・貝殻などの各島からなり、近海...
はる【春】
1 四季の第一。冬と夏の間で、日本では3・4・5月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から3月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽が...
はる‐くさ【春草】
春になってもえ出る草。若草。しゅんそう。《季 春》
ば‐じょう【馬上】
《古くは「ばしょう」》 1 馬の上。また、馬に乗っていること。「—の人となる」 2 馬に乗ること。乗馬。「—を聞き給へば、それもえ乗りませぬと言ふ」〈咄・御前男〉 3 騎馬武者。「—二十八万五千...
ひでり‐ぐも【日照り雲】
夏、日没のころ、夕焼けのように紅色に染まった巴(ともえ)形の雲。晴天の続くしるしといわれる。また、日照りが続いた空に浮かんだ雲。《季 夏》
ふねん‐ごみ【不燃塵】
清掃工場の焼却炉では燃やせないごみ。破砕して埋め立てる。もえないごみ。
ふり‐は・う【振り延ふ】
[動ハ下二] 1 ことさらに物事をする。わざわざする。「かやうに—・へ給へるこそ、たけき心地すれ」〈源・薄雲〉 2 (「ふりはえて」の形で副詞的に用いる)わざわざ。ことさらに。「遠くおはしましに...