これ‐てい【此れ体/是体】
1 このようなようす・姿。この程度。「人魚といふなるは、—の物なるにや」〈著聞集・二〇〉 2 この程度の者。これしきの者。相手を侮っていう。「—に御太刀を合はされんは勿体(もったい)なし」〈浄・...
ごたいそう‐らし・い【御大層らしい】
[形]いかにももったいぶったようすである。「—・くりっぱな箱に詰めてある」
ご‐たく【御託】
《「御託宣」の略》自分勝手なことを、もったいぶってくどくど言うこと。偉そうに言いたてること。また、その言葉。「—を並べる」
御託(ごたく)を並(なら)・べる
自分勝手なことを、もったいぶってくどくど言う。
ざっく‐ばらん
[形動]遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。「—に言わせてもらう」「—な人柄」
しかつめ‐がお【鹿爪顔】
もったいぶった顔つき。もっともらしい顔つき。
しさい‐がお【子細顔】
わけありげな顔つき。もったいぶった顔つき。
しさい‐らし・い【子細らしい/仔細らしい】
[形][文]しさいら・し[シク] 1 何かわけがありそうである。「—・く顔を見合わせる」 2 いかにも自分はよく心得ているというようすである。もったいぶっている。「—・い顔で意見する」
せき‐ふん【積憤】
積もり積もったいきどおり。
ちゃく‐と
[副]すばやく動作をするさま。さっと。即座に。また、気やすく物事をするさま。「これはもったいなしとて、—とって」〈咄・きのふはけふ・下〉