もっ‐て【以て】
[連語]《「も(持)ちて」の音変化》 1 (多く「…をもって」の形で格助詞のように用いて) ㋐手段・方法を示す。「誠意を—交渉に当たる」「書面を—申し入れる」「好意を—迎えられる」 ㋑原因・理...
持(も)って生(う)まれた
生まれつき備わっている。生得(しょうとく)の。「—性分(しょうぶん)」
持(も)って来(き)て
(「…へもってきて」の形で用いられ)ある条件の上にさらにもう一つの条件が加わることを表す。「電車がなくなったところへ—雨が降りだしたのでタクシーがつかまらない」
持(も)ってけ泥棒(どろぼう)
叩き売りなどで、商人が威勢よく客にかける言葉。売り手が損をするほど値段が安いということを強調していうもの。
もって‐こい【持って来い】
[形動]最も適しているさま。打ってつけ。「スポーツには—な季節」
以(もっ)てしても
(「…をもってしても」の形で用いられ)…であったとしても。…を用いたとしても。「従来のどんな方法を—解決できない問題」
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
もって‐まわ・る【持って回る】
[動ラ五(四)] 1 持って、あちらこちらに行く。「大きなかばんを一日中—・る」 2 必要以上に遠回しの言い方やしかたをする。「—・った言い方をするな」
以(もっ)て瞑(めい)す◦べし
ここまでできれば、もう死んでもよい。転じて、それで満足すべきである。「全力を尽くしたのだから—◦べきであろう」
もっ◦てる【持ってる】
[連語]《「持っている」の音変化》特別な何かをもっている。ふつう、強運をもっていることにいう。 [補説]2000年代初めごろから、スポーツ選手などが使い始めて広まった。