てん‐ぞ【典座】
《「ぞ(座)」は唐音》禅宗寺院で、大衆の斎飯などの食事をつかさどる役職。もとは床座・衣服などをつかさどった。六知事の一。
てん‐げん【天元】
1 万物生育のみなもとである、天の元気。 2 天子。君主。 3 碁盤の目の中央にある黒い星。 4 囲碁の七大タイトルの一。昭和51年(1976)創設。天元戦の勝者がタイトルを手にする。
てんしん‐はん【天津飯】
蟹玉(かにたま)を飯の上にのせ、あんをかけた料理。中国料理をもとに日本でつくられた。
てんだい‐さん【天台山】
中国浙江(せっこう)省東部にある山。華頂峰を中心とする。もと道教の霊山で、575年智顗(ちぎ)が天台宗を開いてから同宗の根本道場となり、国清寺などがある。
比叡山のこと。最澄が日本で天台宗を...
てん‐のう【天皇】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 日本国憲法で定められた日本国および日本国民統合の象徴。その地位は国民の総意に基づくとされ、一定の国事行為だけを行い、国政に関する権能をもたない。皇位は世...
てんどう【天童】
山形県中東部の市。もと織田氏の城下町。将棋の駒を特産。人口6.2万(2010)。
てんねん‐し【天然歯】
入れ歯・差し歯などの人工歯に対して、もとからある自分の歯。乳歯や永久歯のこと。
てんち‐がえし【天地返し】
1 土の表層と深層を入れ替えること。もとは農耕・園芸の用語だが、福島第一原発事故以降は放射性物質で汚染された土壌をこの方法で除染する意味でも用いられる。 2 味噌の製造過程で、均一に熟成させるた...
てんたい‐ぶつりがく【天体物理学】
天体の物理的状態を研究する天文学または物理学の一部門。天体の光度・スペクトルなどをもとに、その組成や温度・圧力などを導き、物理学の諸法則から内部構造や恒星・銀河・宇宙の進化などを研究する。天文物理学。
トゥアモトゥ‐しょとう【トゥアモトゥ諸島】
《Tuamotus》南太平洋、フランス領ポリネシア中部の島群。ランギロア島、マカテア島、ティケハウ島、マニヒ島をはじめ、76の環礁と島で構成される。黒真珠とコプラを産する。ツアモツ諸島。パウモト...