かよい‐こん【通い婚】
婚姻形態の一。夫婦が同居せず、夫または妻が時々相手の住まいを訪ねて何日か暮らす形式。週末に会うことが多いため「週末婚」ということもある。別居婚。 [補説]平安時代には男が女のもとに通うのが普通で...
かよい‐ばこ【通い箱】
1 商店や製造元などが、取引先や得意先に注文の品物を入れて届けるのに使う箱。 2 掛け売りの通い帳を入れる箱。 3 座敷飾りの小箱。もとは、医者へ薬を取りに行くときに用いた。
からく‐して【辛くして】
[副]《副詞「からく」+接続助詞「して」から》やっとのことで。「—明けぬれば、暁に家に帰りぬ」〈今昔・二九・一二〉 [補説]「かろうじて」の、もとの形。
からこ‐まげ【唐子髷】
中世から近世へかけての元服前の子供の髪の結い方の一。唐子のように髻(もとどり)から上を二つに分け、頭の上で二つの輪に作ったもの。近世、女性の髪形となった。からわ。
からつ【唐津】
佐賀県北西部の市。唐津湾に臨む。もと小笠原氏の城下町、明治以後は石炭積み出し港として繁栄。唐津焼の産地。唐津城跡・虹の松原・鏡山などがあり、玄海国定公園の一部。平成17年(2005)1月に周辺...
カラブシャ‐しんでん【カラブシャ神殿】
《Temple of Kalabsha》エジプト南部、ナセル湖の西岸にある神殿。古代エジプト新王国第18王朝の時代に建設され、プトレマイオス朝、古代ローマ帝国時代にかけて再建された。ヌビアの豊穣...
から‐わ【唐輪】
1 「唐子髷(からこまげ)」に同じ。 2 室町後期から近世にかけての婦人の髪の結い方の一。髻(もとどり)の上にいくつかの輪を作り、その根元を余りの髪で巻いたもの。
カラー‐プロファイル【color profile】
コンピューターのディスプレー、プリンター、スキャナーなど、それぞれの装置がもつ色域や色再現特性に関する一連のデータを記述したファイル。これをもとにカラーマネージメントが行われる。→ICCプロファイル
かり‐ぎぬ【狩衣】
《もと、狩りなどのときに着用したところから》古代・中世、公家が常用した略服。胡服(こふく)系の盤領(まるえり)で、前身頃(まえみごろ)と袖が離れており、袖口にくくりの緒がついている。布製であると...
かり‐ほうめん【仮放免】
入国者収容所に収容されている人について、情状などを考慮して、一定の条件のもとに収容を停止し、身体の自由を回復させること。保証金を納付させて行う。