役者(やくしゃ)に年(とし)なし
役者は気が若く、どんな年齢の役でも巧みに演じる。また、役者は年齢を感じさせないで、いつまでも若い。
やくしゃばなし【役者論語】
歌舞伎役者の芸談集。4巻4冊。3世八文字屋自笑編。安永5年(1776)刊。初世坂田藤十郎・芳沢あやめなど元禄期(1688〜1704)の名優の芸談を中心に7編を収録。歌舞伎の芸道論・演技論の研究に...
やくしゃ‐ひょうばんき【役者評判記】
歌舞伎役者の容色や技芸を評し、位付けをした書。江戸時代から明治初期にかけて、京都・大坂・江戸の3都を中心に刊行。元禄(1688〜1704)末ごろから、3都別3分冊の黒表紙小型の横本で、1月と3月...
やく‐しゅ【薬酒】
酒などに漢方薬を溶かし込み、香味をつけたもの。梅酒・枸杞(くこ)酒・人参酒・五加皮(ごかひ)酒・まむし酒など。薬用酒。薬味酒。くすりざけ。
やく‐しゅ【薬種】
薬の材料。薬材。
やくしゅ‐しょう【薬種商】
薬を調合・販売する店。また、その人。平成21年(2009)施行の改正薬事法(現・薬機法)により登録販売者制度が創設され、薬種商制度は廃止された。それまでの薬種商は登録販売者とみなされる。薬舗(や...
やく‐しゅつ【訳出】
[名](スル)翻訳すること。訳し出すこと。「グリム童話全編を—する」
やく‐しゅつ【躍出】
[名](スル)勢いよく出ること。おどり出ること。「眼球の—し来るや予め期する所なり」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
やくしゅ‐や【薬種屋】
「薬種商」に同じ。「道修町の—に」〈福沢・福翁自伝〉
やく‐しょ【役所】
1 役人が公務を取り扱う所。官公庁。 2 戦陣で、各将士が本拠とする詰所。「己が—に走り入り、火を懸けて腹掻き切って死ににけり」〈太平記・二八〉 3 中世、関所のこと。〈黒本本節用集〉 4 遊里...