やけっ‐ぱち【自棄っぱち】
[名・形動]「やけ(自棄)」を強めていう語。「絶望して—になる」
やけっ‐ぱら【自棄っ腹】
「やけばら」を強めていう語。「—を起こす」
やけ‐つ・く【焼け付く】
[動カ五(四)]焼けてくっつく。「—・くような夏の日ざし」
やけ‐つち【焼け土】
焼けた土。
やけ‐とま・る【焼け止まる】
[動ラ四]《「やけどまる」とも》きっぱりと思いきる。「色道の中有に迷ひ、火宅の内の—・る事を知らず」〈浮・一代男・八〉
やけ‐ど【火傷】
[名](スル)《「焼け処(ど)」の意》 1 火炎・熱湯や高温物体、熱線などに触れて皮膚が焼けただれること。表皮部分では紅斑が生じる程度であるが、真皮(しんぴ)に及ぶとむくみ・水ぶくれなどができ、...
火傷(やけど)火(ひ)に懲(こ)りず
《火傷をしたのに、懲りずに火にあたっている意から》過去の失敗にも懲りず、同じような事を繰り返すことのたとえ。焼け面(づら)火に懲りず。
やけど‐むし【火傷虫】
《体液がつくと皮膚炎を起こすところから》アオバアリガタハネカクシの俗称。
やけ‐に
[副]《「自棄(やけ)」の意から》度を越して程度のはなはだしいさま。むやみに。やたらに。ひどく。「—のどが渇く」「—機嫌がいい」
やけ‐の【焼け野】
1 野焼きをしたあとの野。また、野火で焼けた野。焼け野原。《季 春》「川越えて鳥の見てゐる—かな/闌更」 2 「焼け野原1」に同じ。