そら‐ゆめ【空夢】
見もしないのに、見たように作り上げて人に話す夢。また、正夢(まさゆめ)と違って、現実には夢で見たようにならなかった夢。「そは必ずしも漠然たる—ではなかったろう」〈柳田・山の人生〉
そ‐もじ【其文字】
[代]《「そなた」の「そ」に「もじ(文字)」を添えた語》二人称の人代名詞。そなた。あなた。「—の鼻を削(そ)ひで見せられ候へ」〈咄・きのふはけふ・上〉 [補説]中世には女性が目上の男性に対して用...
しょう‐じゅん【照準】
[名](スル) 1 射撃で、弾丸が目標に命中するようにねらいを定めること。また、望遠鏡などで、目的物が鮮明に映るようにレンズの位置を定めること。「—を定める」「正確に—する」 2 一般に、ねらい...
しゅんけい‐ぬり【春慶塗】
漆塗りの技法の一。木地を黄または赤に着色し、透漆(すきうるし)を上塗りして木目が見えるように仕上げたもの。和泉(いずみ)国堺の漆工春慶の考案。のち全国で作られ、それぞれ産地名を冠してよばれるよう...
けいたい‐そ【形態素】
《(フランス)morphème》言語学で、意味をもった最小の音形。ヤマ(山)のように形態素一つで単語が構成される場合もあれば、ヤマカゼ(山風)のように複数の形態素が単語を構成する場合もある。→意義素
ごばん‐の‐め【碁盤の目】
1 碁盤上の、縦横に引かれた各19本の線の交差したところ。361ある。 2 (比喩的に)縦横の線が平行に規則正しく引かれているように見えること。また、そのさま。「—のように区切られた通り」
コロナウイルス【Coronavirus】
風邪などの呼吸器感染症を起こすウイルス。名称は、表面に花弁状の突起があり、太陽のコロナのように見えることから。飛沫感染や接触感染で伝播し、通常は、軽度から中等度の呼吸器症状を起こすが、SARSコ...
こね‐あわ・せる【捏ね合(わ)せる】
[動サ下一][文]こねあは・す[サ下二] 1 手で練るようにしてよくまぜる。「卵黄と小麦粉を—・せる」 2 いろいろなものを一緒くたにして無理に形を整える。「あれこれ都合のよいように—・せた話」
さい‐きん【最近】
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい—の出来事」「—まで知らなかった」「—は連絡がない」「—感動した本」 2 もっとも近いこと。「太陽に—の天体」 ...
こと‐し‐も【事しも】
[副]《名詞「こと」+副助詞「し」+係助詞「も」から》ちょうど。あたかも。まるで。呼応の副詞のように、下に「如く」「ように」などの語をとることが多い。「聖人、—我が父母(ぶも)などの病まんを歎か...