こ【格】
1 障子の桟や格(ごう)天井などの骨組みのように、縦横に組んだもの。 2 階段やはしごなどの、足を掛けて上り下りするための横木。 3 碁盤・将棋盤の縦横に引いてある線。
粉(こ)を吹(ふ)・く
白い粉状のものが表面に吹き出たように付着する。「干し柿が—・く」
けん‐わん【懸腕】
書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。→枕腕(ちんわん) →提腕
こい‐ちゃ【濃(い)茶】
1 抹茶の一。直射日光が当たらないようにした古木の若芽から作ったもの。→薄茶(うすちゃ) 2 「濃茶点前」の略。 3 茶色の濃いもの。
けん‐めい【件名】
1 ある一定の観点から分類した一つ一つの項目の名。「—索引」 2 図書館で、本の内容から引けるように分類した項目の名。「—目録」 3 電子メールにおいて、そのメールのタイトル(表題)のこと。
げん‐みつ【厳密】
[形動][文][ナリ]誤りや手落ちのないように、細かいところまできびしく目を行き届かせていて、すきがないさま。「—な検査を受ける」「—に言えば多少異なる」 [派生]げんみつさ[名]
げん‐めい【厳命】
[名](スル)きびしく命じること。また、きびしい命令。「口外しないように—する」
げんりょうげんさんち‐ひょうじ【原料原産地表示】
加工食品の原料に使われた農畜水産物の原産地に関する表示。JAS法の品質表示基準に定められている。乾燥きのこ類・緑茶・もち・こんにゃく・塩干魚介類・合挽肉など20食品群、および個別に品質表示基準が...
鯉口(こいぐち)を切(き)・る
すぐに刀が抜けるように、刃を少し引き出しておく。鯉口をくつろげる。「刀を引き寄せ、—・って見せた」〈藤村・夜明け前〉
こい‐むすび【恋結び】
恋人とのつながりが絶えてしまわないように、神に祈ってひもなどを結ぶまじない。「白栲(しろたへ)のわが紐の緒の絶えぬ間に—せむ逢はむ日までに」〈万・二八五四〉