機嫌(きげん)を取(と)・る
人の気分を慰めやわらげるようにする。人の気に入るような言動をする。
き‐げん【機嫌/譏嫌】
[名] 1 表情や態度にあらわれる気分のよしあし。快・不快などの感情。気分。「—がよい」「—を損ねる」 2 人の意向や思わく。また、安否やようす。「—をうかがう」 3 そしりきらうこと。嫌悪す...
おどら・す【躍らす】
[動サ五(四)] 1 飛び跳ねるようにさせる。「馬体を—・す」 2 (「胸をおどらす」「心をおどらす」などの形で)喜びや期待で心をわくわくさせる。「合格の知らせに胸を—・す」 3 (「身をおどら...
おとし‐あな【落(と)し穴】
1 歩いている人や獣が気がつかずに、そのまま落ち込むように仕掛けた穴。 2 (比喩的に)人を陥れるための策略。「うまい話には—がある」 3 (比喩的に)それと気づかずにおちいりがちな、好ましくな...
くち‐なめずり【口舐めずり】
[名](スル)おいしいものを食べようとするときや食べた後に、舌で唇のあたりをなめること。転じて、ねらった相手や獲物を待ちかまえているようす。舌なめずり。
い・う【言う/云う/謂う】
[動ワ五(ハ四)] 言葉を口に出す。心に思っていること、考え・判断などを相手に伝達するために、言葉に出したり、文章に表したりする。 1 口を通して言葉として出す。「やっと片言を—・うようになっ...
いえ‐ども【雖も】
[連語]《動詞「い(言)う」の已然形+接続助詞「ども」》格助詞「と」の下に付いて、逆接の確定条件または仮定条件を表す。…だけれど。たとい…でも。「老いたりと—戦列に加わる」「雨天と—決行する」 ...
いうかた‐な・し【言ふ方無し】
[形ク]言葉に表しようがない。言いようがない。「雪風—・う降り暗がりて」〈かげろふ・下〉
如何(いかが)せ◦む
1 どうしよう。「奈良坂にて人にとられなば—◦む」〈更級〉 2 どうしようもない。やむをえない。「夜鳴かぬもいぎたなき心地すれども、今は—◦む」〈枕・四一〉
いい‐ひと【好い人】
[名]恋人。愛人。「—ができたようだ」
[連語] 1 気質のいい人。好人物。 2 あることにふさわしい人。適任者。「その仕事なら—を紹介しよう」