よう【益】
《「やく」の音変化》ききめ。えき。
よう【庸】
1 平凡なこと。すぐれたところがないこと。凡庸。「才と—との別もまたはなはだしであるが」〈蘆花・思出の記〉 2 律令制における租税の一。養老令の規定では、正丁(せいてい)一人1年間に10日間の労...
よう【葉】
[名]木の葉の縁(ふち)のような、とがった切れ込み。「これは—の入りて、木にて縁をしたりければ」〈徒然・三三〉 [接尾]助数詞。 1 木の葉や紙など、薄いものを数えるのに用いる。「三—の写真...
よう【陽】
1 易学で、陰に対置されて、積極的、能動的であるとされるもの。天・日・昼・男・強・動・奇数など。⇔陰。 2 表から目に見えるところ。うわべ。⇔陰。→陽に 3 日の照らすこと。明るいこと。また、そ...
よう【様】
1 姿・形。ありさま。ようす。「日ごろありつる—、くづしかたらひて、とばかりあるに」〈かげろふ・上〉 2 方法。やり方。「その山見るに、さらに登るべき—なし」〈竹取〉 3 理由。事情。わけ。「参...
よう【癰】
皮膚や皮下にできる急性の腫れ物。癤(せつ)の集合型で、隣接するいくつかの毛包に黄色ぶどう球菌が感染して化膿(かのう)したもの。うなじ・背中にできることが多く、高熱や激痛を伴う。
よ・う【酔う】
[動ワ五(ハ四)]《「え(酔)う」の音変化》 1 飲んだ酒のアルコール分が体中にまわり、正常な判断や行動がとれなくなったりする。「美酒に—・う」「—・った勢いでけんかを売る」 2 乗り物に揺られ...
よう【杳】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 暗くてよくわからないさま。また、事情などがはっきりしないさま。「—として消息が知れない」 2 はるかに遠いさま。奥深く暗いさま。「十月にも筆を執らず、十一十二...
よう【良う/善う/能う】
[副]《「よ(良)く」のウ音便》 1 「よ(良)く」に同じ。「—おいでなさった」「遅くまで—働く」 2 (あとに打消しの語を伴って)不可能を表す。とても…できない。「生魚は—食べない」 3 (あ...
よう
[感] 1 気軽く人を呼んだり、あいさつしたりするときの呼びかけの語。「—、元気かい」 2 物をねだったり、せがんだりするときに発する語。「—、頼むよ」 3 ほめそやすとき、ひやかすときなどに発...