か‐どう【家僮】
家の召使い。「其家の—らしい、十四五の少年を」〈花袋・重右衛門の最後〉
か‐ぜつ【佳絶】
[名・形動]この上なくよいこと。すばらしいこと。また、そのさま。絶佳。「風光—」
かがやかし・い【輝かしい/耀かしい/赫かしい】
[形][文]かがやか・し[シク]《古くは「かかやかし」》 1 光り輝くようにすばらしい。華々しい。「—・い将来」「—・い業績をあげる」 2 まぶしいほどきらきら光っている。「御前(ごぜん)のたち...
かき‐さば・く【掻き捌く】
[動カ五(四)] 1 切り裂く。かっさばく。「腹を—・き」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 かきまわして散らかす。「誰か留守に入って—・いたらしいので」〈風葉・青春〉
か‐ぐわし・い【芳しい/香しい/馨しい】
[形][文]かぐは・し[シク]《「香(か)細(くは)し」の意》 1 よいにおいがする。香りがよい。かんばしい。こうばしい。「—・い梅の香り」 2 心が引かれる。好ましい。すばらしい。「あなたとの...
か‐きょく【佳局】
1 おもしろい場面。興味をそそられる局面。佳境。「話が—にさしかかる」 2 囲碁や将棋で、すばらしい対局。
かしこ【畏/恐/賢】
《形容詞「かしこい」の語幹から》 1 女性が手紙の終わりに添えるあいさつの語。かしく。男性の用いる「恐惶(きょうこう)謹言」などにあたる語。「あらあら—」 2 恐れ多いこと。もったいないこと。多...
かす‐かす
[形動]果物などが、ほとんど水分がなくなってそのものらしい味がしないさま。「—なリンゴ」
[副](スル) 1
に同じ。「—したナシ」 2 それが限界で、もはやゆとりのないさま。すれすれ。ぎ...
かす‐か【幽か/微か】
[形動][文][ナリ] 1 やっと感じ取れる程度であるさま。はっきりとは認められないさま。「—な物音」「—な記憶」 2 生活ぶりなど弱々しく、細々としたさま。「わずかな収入で—に日を送る」 3 ...
おも‐にく・し【面憎し】
[形ク]顔を見るのも憎らしい。つらにくい。「などか必ずしも—・く引き入りたらむが賢からむ」〈紫式部日記〉