み‐すがら【身すがら】
1 所持品らしいものを何も持たないこと。身一つ。から身。「只—にと出で立ち侍るを」〈奥の細道〉 2 独身で係累のないこと。「—の太兵衛と名を取った男」〈浄・天の網島〉
み‐そぼらし・い
[形][文]みそぼら・し[シク]「みすぼらしい」の音変化。「例の—・いぽくぽくで出かけて」〈紅葉・二人女房〉
みだり‐がわし・い【濫りがわしい/猥りがわしい】
[形][文]みだりがは・し[シク] 1 みだらである。好色でいやらしい。「—・い言葉」 2 規律・礼儀・風紀などが乱れている。「いと、—・しき御有様どもかな」〈源・横笛〉 3 整理されていなくて...
み‐た・てる【見立てる】
[動タ下一][文]みた・つ[タ下二] 1 見て選び定める。選定する。「着物の柄を—・てる」 2 病気を診断する。また、鑑定する。「医者が—・てたところでは軽傷らしい」「絵を—・てる」 3 別のも...
ほじ・る【穿る】
[動ラ五(四)] 1 つついて穴をあけたり、穴の中からかきだしたりする。ほじくる。「耳を—・る」 2 細かいことまでとりあげて追及する。ほじくる。「聞かなくてもいい事を執(しつ)っこく—・って聞...
ぼく‐せき【木石】
1 木と石。樹木と岩石。 2 情を解さないもの、人間らしい感情のないもののたとえ。 [補説]書名別項。→木石
むご‐らし・い【惨らしい/酷らしい】
[形][文]むごら・し[シク]「むごたらしい」に同じ。「取って抑えて何者の仕業ぞ、—・き縄からげ」〈露伴・風流仏〉 [派生]むごらしさ[名]
ファンシー‐グッズ【fancy goods】
小間物。装身具。ごく若い女性向けのかわいらしい装飾品の類。
ふう【風】
1 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の—になじむ」「昔の—を守る」「武家の—」 2 人や物の姿・かっこう。なり。風体。...
ファンタスティック【fantastic】
[形動] 1 非常にすばらしいさま。感動的。「—な光景」 2 幻想的で、夢を見ているようなさま。「—な舞台効果」