落花(らっか)枝(えだ)に帰(かえ)らず破鏡(はきょう)再(ふたた)び照(て)らさず
散り落ちた花は元の枝に戻らず、壊れた鏡は元のように物を映しはしない。死んだ人は二度とこの世にかえってこないこと、また、いったん破れた男女の仲は再び元どおりにはならないことなどのたとえ。
らっ‐かく【落角】
落下する物体が描く軌道の、落下点における切線と水平面とがなす角度。
落花(らっか)心(こころ)あり
散りゆく無情の花びらにも流水に従う気持ちがあること。
らっか‐さん【落下傘】
⇒パラシュート [補説]書名別項。→落下傘
らっかさん【落下傘】
金子光晴の詩集。昭和23年(1948)刊。第二次大戦中に書きためられた反戦詩を収める。
らっかさん‐こうほ【落下傘候補】
選挙で、その地域に地縁や血縁のない人が立候補すること。また、その候補者。
らっかさん‐ぶたい【落下傘部隊】
落下傘で敵地に降下する空挺(くうてい)部隊。降下部隊。
落花(らっか)情(じょう)あれども流水(りゅうすい)意(い)無(な)し
散る花は流水を慕うが、川の水はそ知らぬ顔で流れてゆく。一方に情があっても相手に通じないことのたとえ。
らっか‐せい【落花生】
マメ科の一年草。茎は横にはい、葉は二対の小葉からなる複葉で、互生する。夏から秋、葉の付け根に黄色い蝶形の花をつけ、花後に子房の柄が伸びて地中に入り、実を結ぶ。子房が肥大して網状の凹凸のある莢(さ...
らっかせい‐ゆ【落花生油】
ラッカセイの種子からとれる不乾性油。無色または淡黄色で芳香があり、主成分はオレイン酸など。食用油・マーガリンや石鹸(せっけん)の原料などにする。ピーナッツオイル。