わた‐まし【移徙/渡座】
1 貴人の転居、神輿(しんよ)の渡御を敬っていう語。 2 転居。引っ越し。「彼岸の—は悪いと兆(えんぎ)を云い」〈滝井・無限抱擁〉
わた‐まゆ【綿繭】
糸をとるのに適さず、真綿とする不良の繭。
ワタム【Watamu】
ケニア南部、インド洋に面する村。マリンディの南約20キロメートルの半島に位置する。半島の南北には白い砂浜の海岸が広がり、観光保養地として知られる。沖合のサンゴ礁を中心に海洋保護区が指定されている。
わた‐むし【綿虫】
半翅(はんし)目ワタアブラムシ科の昆虫のうち、翅(はね)があり、白色の蝋(ろう)物質を分泌するものの総称。体は小さく、綿くずが飛んでいるように見える。リンゴワタムシ・ヌルデノミミフシなど。ゆきむ...
わた‐もち【腸持ち】
《腸(はらわた)を持っているものの意》土・石・木などで作ったものに対し、生きもの。生身(なまみ)。「—の如来様と信仰し」〈風流志道軒伝〉
わた‐や【綿屋】
1 綿を商う家。また、その人。 2 綿打ちを業とする家。また、その人。綿打ち。
わた‐ゆき【綿雪】
綿をちぎったような大きな雪片の雪。ぼたん雪よりやや小さめのもの。《季 冬》
わた‐ゆみ【綿弓】
繰り綿をはじき打って打ち綿にする道具。竹を曲げて弓形にし、弦として古くは牛の筋、のちには鯨の筋を張ったもので、弦をはじいて綿を打つ。唐弓(とうゆみ)。わたうちゆみ。《季 秋》
わたらい【渡らひ】
生活のためにする仕事。世渡りのわざ。なりわい。また、暮らし向き。「自ら勢家に託きて—を求む」〈孝徳紀〉
わたらい【度会/渡会】
三重県中東部の郡名。また、伊勢市を中心とする地域の旧県名。古くから伊勢神宮の神郡(かみごおり)で、慶応4年(1868)度会府が置かれ、明治4年(1871)度会県となり、明治9年(1876)、三重...