か‐じょう【過状】
過失をわびる書状。わび状。あやまり状。怠状。「公家とがめ仰せられて、検非違使—奉りけるとぞ」〈続古事談・五〉
ごめん‐なさい【御免なさい】
[連語] 1 自分のあやまちをわびるときの言葉。「—、もう二度としません」 2 自分の失礼に対して許しを乞(こ)うときの言葉。「お忙しいのにお邪魔して—」
し‐ざい【死罪】
1 最も重い刑罰として、罪を犯した者の生命を絶つこと。 2 手紙や上表文の末尾に添える語。非礼の罪をわびる気持ちを表す。「死罪死罪」「頓首死罪」などの形で用いる。 3 江戸時代の刑罰の一。斬首(...
ごめん‐ください【御免下さい】
[連語] 1 他家を訪れて案内を乞(こ)うときの言葉。また、人と別れるときにも言う。 2 丁寧にわびるときの言葉。「お気に障ったら真平(まっぴら)—」〈二葉亭・浮雲〉
ご‐めん【御免】
1 正式に免許・認可することを、その決定を下す者を敬っていう語。「名字帯刀が—になる」「天下—」 2 役職などを解かれることを、その決定を下す者を敬っていう語。「お役が—になる」 3 嫌で拒否す...
かん‐たい【緩怠】
[名・形動] 1 いいかげんに考えてなまけること。また、そのさま。「自己の—を恥じる」 2 失敗すること。過失。手落ち。「—をわびる」 3 無礼、無作法なこと。また、そのさま。「—至極」「—千万...
かく‐しゅ【鶴首】
[名](スル)《鶴のように首を長くのばす意から》物事や時日のやってくるのを今か今かと待ちわびること。「—して吉報を待つ」
しまつ‐しょ【始末書】
1 過ちをわびるために、事情を記して関係者に提出する書類。しまつがき。「—をとられる」 2 公的責任を問われている者が、自己に関して問題になっている事柄の一部始終を記載して提出する文書。
あるはれたひに【ある晴れた日に】
加藤周一の小説。昭和24年(1949)、「人間」誌に連載。昭和25年(1950)、単行本刊行。医学生を主人公に、太平洋戦争末期から敗戦までの日々を描く。 《原題、(イタリア)Un bel d...
いい‐わけ【言(い)訳/言(い)分け】
[名](スル) 1 そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること。弁解。弁明。「遅刻の—」「いまさら—してもおそい」 2 (言い分け)言葉を別々の意味に分けて使うこと。 3 物事の筋道...