我(われ)にもなく
無意識のうちに。我を忘れて。「—涙を流す」
われ‐のこり【割れ残り】
過去に発生した地震の震源域で、プレートの岩盤が破壊されずに残った領域。 [補説]嘉永7年(1854)の東海地震(安政東海地震)が熊野灘から駿河湾にかけての領域を震源域として発生したのに対し、昭和...
われは‐がお【我は顔】
自分こそはという思い上がった顔つき。また、得意そうなようす。「—にて家のうちを飾り、人に劣らじと思へる」〈源・帚木〉
我(われ)はと思(おも)・う
自分こそはと、気負ったりうぬぼれたりする。「所につけて—・ひたる女房の」〈枕・三〉
われはわれ【我は我】
大谷句仏の句集。昭和13年(1938)刊行。
われ‐ひと【我人】
自分と他人。また、自分も他人も。「—共にいそがしき十二月二十六日の夜」〈太宰・新釈諸国噺〉
われ‐ぼめ【我褒め】
自分で自分をほめること。自慢。自賛。「われらは十傑、われらは十二使徒と擅に見たてしての—」〈鴎外・うたかたの記〉
われまど‐りろん【割れ窓理論/破れ窓理論】
窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論。軽犯罪を取り締まることで、犯...
われ‐め【割れ目/破れ目】
割れたところ。割れてできた裂け目。ひび。「—が入る」「氷の—」
われめ‐ふんか【割れ目噴火】
地盤に生じた割れ目を通して溶岩が噴出する形式の噴火。流動性に富む玄武岩質溶岩を流出する場合が多い。裂線噴火。→中心噴火