おもい‐あつか・う【思ひ扱ふ】
[動ハ四] 1 心を尽くして世話をする。「ねんごろに—・ひ聞こえまほしき心の」〈浜松・四〉 2 思い悩む。思い煩う。「三解脱門風涼しきに、—・ふ煩悩の焔(ほのほ)皆滅除すらむ」〈栄花・玉の台〉
面(おもて)を向(む)か・う
1 顔を向ける。対面する。「是を射そんずる物ならば、弓きりをり自害して、人に二たび—・ふべからず」〈平家・一一〉 2 まともに立ち向かう。正面から敵対する。「十万余騎にて都を立ちし事柄は、なに—...
かい‐むか・う【買(い)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)]相場で、売り方に対して買いで対抗する。
か・う【交う】
[動ワ五(ハ四)](動詞の連用形に付いて)互いに…する、…して擦れ違う、の意を表す。「呼び—・う」「行き—・う」
[動ハ下二]入れ違いにする。さしかわす。「天の川夜舟を漕ぎて明けぬとも逢はむ...
か・う【変ふ】
[動ハ下二]「か(変)える」の文語形。
か・う【換ふ/替ふ/代ふ】
[動ハ下二]「か(換)える」の文語形。
か・う【支う】
[動ワ五(ハ四)] 1 棒やくさびなどを、物に当てて支える。当てがって支えとする。「心張り棒を—・う」 2 鍵やかんぬきなどをかける。「鍵を—・う」 [可能]かえる
か・う【肯ふ】
[動ハ下二]承諾する。肯定する。→かえにす →がえんずる「即ち使ひを遣はして喚(め)す。しかるを来(まうき)—・へず」〈斉明紀〉
か・う【買う】
[動ワ五(ハ四)] 1 代金を払って自分の所有とする。「欲しい物を—・う」「権利を—・う」⇔売る。 2 自分のしたことがもとになって、好ましくないことを身に負う。招く。「人の恨みを—・う」「反感...
か・う【飼う】
[動ワ五(ハ四)] 1 食べ物を与えて動物を養い育てる。「猫を—・う」 2 動物に食べ物・水を与える。「鷹に—・はんとて、生きたる犬の足を斬り侍りつるを」〈徒然・一二八〉 3 毒や薬などを飲ませ...