ちろり
[副]動きがわずかであるさま。また、瞬間的であるさま。ちらり。「小野田が薄目をあいて、—と彼女の顔を見たとき」〈秋声・あらくれ〉
チロリアン【Tirolean】
多く複合語の形で用い、チロル地方の、チロル風の、の意を表す。「—ブーツ」
チロリアン‐シューズ【Tirolean shoes】
アルプスのチロル地方を原産とする靴の一種。主にアウトドア用だが、今は街でもおしゃれ用に用いる。
チロリアン‐テープ【Tirolean tape】
チロル風の刺繍がほどこされた、装飾用のリボン。
チロリアン‐ハット【Tirolean hat】
チロル地方で男女ともに用いるフェルト製の帽子。つばが狭く、後ろが折れ上がった形で、飾りひもと羽根飾りをつける。チロル帽。
チロリアン‐ブリッジ【Tirolean bridge】
谷やクレバスなどを、両端を固定したザイルを伝って渡ること。
チロル【Tirol】
オーストリア西部からイタリア北部にわたる地方。アルプスの東部にあたり、氷河・森林・牧草地からなる自然景観で知られる。チロール。ティロル。
チロル‐しゅうりつげきじょう【チロル州立劇場】
《Tiroler Landestheater Innsbruck》オーストリア西部の都市インスブルックにある歌劇場。17世紀半ばに建造された宮廷劇場に起源し、19世紀半ばに古典主義風に改築された...
チロルのあき【チロルの秋】
岸田国士の戯曲。大正13年(1924)「演劇新潮」誌に発表。同年11月、新劇協会により初演。
チロル‐ぼう【チロル帽】
⇒チロリアンハット