じ‐しょう【自称】
[名](スル) 1 自分から名のること。真偽はともかく、名前・職業・肩書などを自分で称すること。「流行作家を—する男」 2 人称の一。一人称。 3 自分で自分を褒めること。「我より外に心も剛に案...
じ‐ぶん【自分】
[代] 1 反射代名詞。その人自身。おのれ。「—を省みる」「—の出る幕はない」「君は—でそう言った」 2 一人称の人代名詞。われ。わたくし。「—がうかがいます」 [補説]江戸時代、「御自分」の形...
ジルブラスものがたり【ジル・ブラス物語】
《原題、(フランス)Gil Blas de Santillane》ルサージュの小説。全4巻で、1715年から1735年にかけて刊行された。スペインを舞台に、一人の青年がさまざまな事件や仕事を経験...
じん‐だいめいし【人代名詞】
代名詞の一。人を指し示す代名詞。「わたくし」「ぼく」などの一人称(自称)、「あなた」「きみ」などの二人称(対称)、「かれ」「かのじょ」などの三人称(他称)、「だれ」「どなた」などの不定称に分けら...
せい【生】
[名] 1 生きていること。「—と死の分かれ目」⇔死。 2 生命。いのち。「この世に—をうける」「—なきもの」 3 毎日の暮らし。生活。「充実した—を送る」
[代]一人称の人代名詞。男性が自...
せっ‐し【拙子】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう。拙者。「何とか—も住職いたしながら」〈洒・隣壁夜話〉
せっ‐しゃ【拙者】
[代]一人称の人代名詞。武士が多く用い、本来は自分をへりくだっていう語であるが、尊大な態度で用いることもある。「—は他言致すまいが」〈浄・堀川波鼓〉
せっ‐せい【拙生】
[代]一人称の人代名詞。男子が自分をへりくだっていう語。多く書簡文に用いる。小生。愚生。
せっ‐そう【拙僧】
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。
せつ【拙】
[名・形動]じょうずでないこと。つたないこと。また、そのさま。⇔巧。「主人は寧ろ—な部類に属すると云ってよろしい」〈漱石・吾輩は猫である〉
[代]一人称の人代名詞。男性が自分自身をへりくだっ...