もん‐した【紋下】
人形浄瑠璃で、一座の代表者。ふつう、太夫(たゆう)から出た。番付で座元の紋の下に名前が書かれたのでいう。櫓下(やぐらした)。
やぐら‐した【櫓下】
1 《江戸時代、劇場の櫓の下に、その名を書いた看板を掲げたところから》人形浄瑠璃で、紋下(もんした)のこと。また、歌舞伎で、座頭(ざがしら)や一座の代表的な俳優。 2 江戸の深川にあった私娼窟(...
ゆうき‐ざ【結城座】
人形浄瑠璃劇場。貞享・元禄(1684〜1704)ごろ、説経節太夫の初世結城孫三郎が江戸葺屋(ふきや)町に創設したという。天保の改革後、猿若町に移転し、幕末まで存続。 糸操り人形の一座。明治中...
れん‐じゅう【連中】
1 「れんちゅう(連中)1」に同じ。 2 音曲などの一座の人々。「長唄—」
わき‐たゆう【脇太夫】
浄瑠璃の一座で、首席の太夫に次ぎ、第二位に位置する太夫。脇語り。