きけんなかんけい【危険な関係】
《原題、(フランス)Les Liaisons dangereuses》ラクロの長編小説。1782年刊。鋭い心理分析と巧妙な構成により、当時の上流社会を書簡体で描いた。
きぜつ‐きょう【奇絶峡】
和歌山県南西部、田辺市を流れる右会津川上流にある峡谷。高尾山(標高606メートル)と三星山(標高549メートル)の山間約2キロメートルにわたり奇岩・巨岩が見られる景勝地。滝上の絶壁に堂本印象派の...
きそ【木曽】
長野県南西部、木曽川上流一帯の称。木曽郡の地域。ヒノキなど良材の産地。江戸時代は尾張藩領。 の北部にある町名。 謡曲。四番目物。観世流。越中国埴生(はにゅう)に陣をしいた木曽義仲が、祐筆...
きそ‐がわ【木曽川】
長野県中西部の鉢盛山に発し、飛騨(ひだ)川を合して伊勢湾に注ぐ川。長さ227キロ。上流は木曽谷の峡谷で、中流域の峡谷は日本ラインとよばれる景勝地。下流では輪中(わじゅう)がみられる。
きそ‐だに【木曽谷】
長野県南西部、木曽川上流の渓谷。また、それに沿う地域。木曽桟道跡や、寝覚の床がある。
き‐ぞく【貴族】
1 身分や家柄の尊い人。また、社会的な特権を世襲している上流階級に属する人。明治憲法では華族といったが、第二次大戦後消滅。 2 特権を持つ者や優雅な生活をする者のたとえ。「労働—」「独身—」
きたやま‐がわ【北山川】
奈良県南東部の伯母峰(おばみね)峠付近に源を発して南流し、和歌山県新宮市北部で熊野川に注ぐ川。上流には池原などのダムがあり、中流で瀞(どろ)八丁の峡谷をつくる。長さ約100キロ。
きつりん【吉林】
中国東北地方の省。省都、長春。大豆・コーリャン・小麦などを産する。林業も盛ん。チーリン。 中国吉林省の都市。松花江上流にある河港都市。木材の集散地で、化学・機械などの工業も盛ん。人口、行政区...
きぬ‐かずき【衣被】
1 平安時代ごろから、上流の婦人が外出するとき、顔を隠すために衣をかぶったこと。またその衣や、それをかぶった女性。中世以降は単衣(ひとえ)の小袖(こそで)を頭からかぶり、両手で支えて持った。かず...
きぬ‐がわ【鬼怒川】
栃木県北西端にある鬼怒沼に源を発し、県中央部を貫流して茨城県南西部で利根川に合流する川。長さ177キロ。上流に多目的ダムや温泉が多い。古くは毛野川とよばれ、太平洋に注いでいた。