ふく‐へい【伏兵】
1 敵の不意を襲うために待ち伏せしている軍勢。 2 予期しないときに現れ、たちはだかる人物や障害。「悪天候という—にあう」
ふじ‐の‐ちゃじ【不時の茶事】
茶事七式の一。不意に訪ねてきた客をもてなすための、臨時の茶会。
ふっ‐と
[副] 1 前ぶれなく急に事が行われたり、事態が変わったりするさま。不意に。ふと。「夜中に—目が覚める」「—名案が浮かんだ」 2 口をすぼめて一瞬息を吹くさま。「ろうそくの火を—吹き消す」
ふ‐と
[副] 1 はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。「—立ち止まる」「夜中に—目がさめた」 2 素早く容易に行われるさま。すぐに。即座に。「竜あらば、—射殺...
ふ‐りょ【不慮】
思いがけないこと。意外。不意。「—の事故に遭う」「—の死を遂げる」
へん【変】
[名] 1 事態が移り変わること。変化すること。「不意に風雨の—に出逢うことも」〈鉄腸・雪中梅〉 2 急に異常な事態の起こること。また、その事態。「承久(じょうきゅう)の—」「万一の—に備える...
ほっかり
[副] 1 心地よい暖かみのあるさま。「—(と)暖かい焼きいも」 2 ほんのり明るいさま。ぽっかり。「—(と)明かりがともる」 3 突然であるさま。不意に現れるさま。ぽっかり。「記憶の底から—と...
ぽっきり
[副]堅い物などが不意に折れる音や、そのさまを表す語。「鉛筆の芯(しん)が—(と)折れる」 [接尾]数量を表す語に付いて、ちょうどそれだけと限定する意を表す。「1000円—しかない」
まご‐まご
[副](スル)まごつくさま。うろたえるさま。「道がわからず—(と)した」 [用法]まごまご・うろうろ——「東京駅で新幹線ホームがわからずまごまご(うろうろ)してしまった」「妻は不意の来客にまごま...
まち‐ぶ・せる【待(ち)伏せる】
[動サ下一][文]まちぶ・す[サ下二]不意を襲うために、めざす相手の来るのを隠れて待つ。「—・せて捕まえる」