かんぜ【観世】
能楽師の姓の一。シテ方のほか、小鼓方・大鼓方・太鼓方にこの姓がある。 1 「観世流」「観世座」の略。 2 「観世水」の略。
がい‐せい【慨世】
世の中のありさまについて不満をもち、憤慨すること。「—の士」
がい‐せい【蓋世】
《「史記」項羽本紀の「力は山を抜き、気は世を蓋(おほ)う」から。「かいせい」とも》世をおおいつくすほど意気が旺盛なこと。功績や名声などが大きいこと。「—の勇」 [補説]「抜山蓋世(ばつざんがいせ...
がい‐せい【駭世】
世間をおどろかせるほど規模などが大きく、すぐれていること。
き‐せい【季世】
終局の世。末世(まっせ)。「既に古人に及ばざる—の人なれば」〈福沢・文明論之概略〉
き‐せい【希世/稀世】
世にまれなこと。世にまれなほどすぐれていること。希代。「—の英雄」
きゅう‐せい【救世】
乱れた世の人々を救うこと。特に、宗教の力でこの世の苦しみや罪悪から人々を救うこと。
きょうこうインノケンティウスじっせい【教皇インノケンティウス十世】
《原題、(スペイン)Papa Inocencio Ⅹ》ベラスケスの絵画。赤い上着と帽子を身に付け、鋭い眼差しを向ける教皇を描く。ローマ、ドーリアパンフィーリ美術館所蔵。
きょくがく‐あせい【曲学阿世】
《「史記」儒林伝から》学問上の真理をまげて、世間や権力者の気に入るような言動をすること。「—の徒」
きょ‐せい【挙世】
世間全体。「—彼ヲオソル」〈和英語林集成〉