うみのさち【海の幸】
洋画家、藤田嗣治による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。砂浜を背景に、魚介類を入れた籠を持つ二人の女性を描いたもの。東郷青児による「山の幸」と対になっ...
うめおうまる【梅王丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の登場人物。菅原道真に仕える舎人(とねり)で、松王丸・桜丸の兄。
うるめ‐いわし【潤目鰯】
ニシン科の海水魚。全長約20センチ。マイワシより体は丸みを帯び、しりびれが小さい。本州中部以南の沿岸に回遊してくる。脂肪が少なく、干物にして美味。《季 冬》
うわ‐おび【上帯/表帯】
1 着物のいちばん外に締める帯。 2 鎧(よろい)・腹巻き・胴丸の類の胴先につける帯。ひもや布帯を用いる。「鎧の—押しくつろげ、腹かき切って」〈義経記・八〉 3 平胡簶(ひらやなぐい)や箙(えび...
うわ‐ぐら【上鞍】
仮建築の杮葺(こけらぶ)きなどが風に飛ばされるのを防ぐため、2本の丸太を交差させておもしとして置くもの。風除け合掌。
うわみず‐ざくら【上溝桜/上不見桜】
バラ科サクラ属の落葉高木。山野に自生。樹皮は紫褐色で、小枝は秋に脱落。葉は楕円形で先がとがり、縁に鋭いぎざぎざがある。晩春、葉よりあとに、白色の小花を多数つけ、実は丸く、熟すと黒い。つぼみや未熟...
うん‐ぱん【雲版】
1 禅宗寺院で、時報の合図などとして打ち鳴らす雲形の板。青銅または鉄板製。鐘板(しょうばん)。打板(ちょうばん)。 2 色紙や絵などを入れる、丸形または方形の額。
え
[間助]呼びかけの語または文末に付く。 1 ㋐親しみを込めて問いかける意を表す。「これからはどうしていくつもりだ—」〈二葉亭・浮雲〉 「敵(かたき)は誰でござんす—」〈浄・盛衰記〉 ㋑親しみを込...
エア‐ガン【air gun】
1 圧縮空気の圧力を利用して弾丸を発射する銃。空気銃。 2 エアハンマーのこと。 3 エアブラシのこと。
エアソフト‐ガン【airsoft gun】
圧縮した気体を使ってプラスチック製の弾丸を発射する、本物の銃器を模した遊戯用の銃。→空気銃 →モデルガン [補説]銃刀法では、発射される弾丸の運動エネルギーが銃口から1メートルの位置で1平方セン...