じんみん‐しゅけん【人民主権】
主権が人民にあること。国民主権。
せい‐じ【政治】
1 主権者が、領土・人民を治めること。まつりごと。 2 ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の意思決定を行い、これを実現する作用。
せいふなき‐つうか【政府無き通貨】
ユーロ圏の金融政策は欧州中央銀行が一元的に運営しているが、財政政策は基本的に各国の主権に委ねられ、単一通貨ユーロの信認を支える財政規律を各国に遵守させる政府の機能を果たす機関が存在していないこと...
せんざい‐しゅけん【潜在主権】
外国の統治下にある地域に潜在的に有する主権。対日講和条約で、米国の信託統治下に置かれた沖縄に対し、施政権は米国がもつが、領土の最終処分権は日本に属するとされたことについていった。残存主権。
そうしゅ‐こく【宗主国】
従属国に対して宗主権をもつ国家。
ソブリン【sovereign】
独立国家。また、主権者。統治者。
たいがい‐しゅけん【対外主権】
国家が外国に対して行使できる主権。
たいりくだな‐じょうやく【大陸棚条約】
《「大陸棚に関する条約」の略称》1958年の第1次国連海洋法会議で採択されたジュネーブ海洋法4条約の一つ。沿岸国の主権的権利、上部水域やその上空の法的地位、大陸棚の探査や天然資源の開発の方法、境...
たげんてき‐こっかろん【多元的国家論】
国家主権の絶対性を否定し、国家を本質的には他の社会集団と同じ結社の一つとして見ようとする自由主義的理論。
たんぽきん‐せいど【担保金制度】
漁業主権法や海洋汚染防止法などに違反した外国船舶が、違反事実を認め、担保金等の提供を行った場合に、速やかに釈放する制度。国連海洋法条約等の規定に基づいて、外国船舶の航行の利益に配慮するために創設...